🌸仏教の日本伝来の意味（１）
☆日本への仏教伝来が、６世紀の東アジアの政治力学を投影している
☆日本への仏教伝来が、６世紀の東アジアの政治力学を投影している
☆日本の仏教受容は、大和王朝内の政治力学を反映している
☆仏教が政治権力と結びついて伝搬する
☆仏教の教理の真髄
＊人間の内面を省察する「気づきの宗教」を内在させている
☆「招福神」として伝来した仏教
＊権力をも超越し日本精神史の基底を形成した
⛳朝鮮半島の仏教史――三韓それぞれの受容
☆仏教は朝鮮半島に４世紀末の「三韓」の三国時代に伝来した
☆仏教は朝鮮半島に４世紀末の「三韓」の三国時代に伝来した
☆高句麗には、前秦王により仏教が伝えられた
☆新羅には高句麗を通じて仏教が伝来した
☆百済には、東晋から仏教がもたらされた
☆百済には、東晋から仏教がもたらされた
＊百済は仏教国家として歩み始めた
＊百済は高句麗、新羅との緊張を背景に日本への接近を図った
☆仏教は日本を惹きつける先進的文化・文明の象徴であった
☆百済は、新羅と唐の連合軍に敗れ減亡する
＊遺臣は、日本に亡命していた
＊桓武天皇の母がこの百済王氏の出身
＊天皇はその一族を「外成」と宣言している
＊白村江の戦いは日本と百済の関係の深さを示している
＊白村江の戦いは日本と百済の関係の深さを示している
⛳朝鮮半島の仏教史を貫くのは王権の主導による受容
☆王権の強化と中央集権統治のために
＊「一次元上の聖徳による統治」という正当性が必要だった
☆朝鮮半島の仏教史
＊慶州仏国寺を建立し鎮護国家仏教を重んじた統一新羅時代
＊仏教を国教化した高麗王朝時代
（約７００年にわたる隆盛期を経て仏教教学も深まる）
☆李氏朝鮮王朝の時代「儒教国家」が標榜された
＊「儒仏交替と廃仏」という試練の局面を迎える
＊それでも仏教は民衆の中を生き続けた
⛳日本への仏教伝来‐―招福神として
☆欽明天皇期に仏教が日本にもたらされた
＊百済の聖明王仏像と経典と仏具
＊国家的伝来という意味での仏教の到達である
☆百済の意図
＊日本と親交を深め、三韓の中での優位性を高める為
☆百済の聖明王の上表文
☆百済の聖明王の上表文
＊仏教は「招福神」として紹介されていた
☆欽明天皇は礼拝すべきか否かを群臣に下問した
＊百済系の豪族たる蘇我稲目は、受け入れを進言
＊物部尾輿と中臣鎌子は「国神の怒りを招く」として否定
☆迷った天皇は、仏像等稲目に預けて礼拝させることにした
☆迷った天皇は、仏像等稲目に預けて礼拝させることにした
＊稲目は向原の家を清めて寺にして仏像を祀った
＊その後、疫病が流行り天皇は仏教のせいだとする意見を受け
＊仏像を廃棄させ、向原の寺を焼き打ちした
☆蘇我馬子は物部守屋を討伐、崇仏派が巻き返しを図る
＊仏像を廃棄させ、向原の寺を焼き打ちした
☆蘇我馬子は物部守屋を討伐、崇仏派が巻き返しを図る
＊推古天皇元年飛鳥寺が完成した
＊大仏建立の詔勅が出され
＊百済から招かれた止利仏師によって飛鳥大仏が創られた
（敬称略）
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⛳出典、『人間と宗教』
仏教の日本伝来の意味（１）
（ネットより画像引用）
