🌸総理大臣へ!2003ー12(2)
⛳安倍晋三首相としての初の中国訪問語る
☆靖国と尖閣問題は「冷凍庫路線」で乗り切る
☆第1次安倍内閣が発足し、最初の外遊先中国を訪問した
☆第1次安倍内閣が発足し、最初の外遊先中国を訪問した
*中国は、靖国神社に参拝しないと日本の首相が約束しない限り
*首脳会談は開かないという姿勢だった
*中国訪問は、首相に就任する半年程前から決めていた
*秘密裏に谷内外務次官に準備を始めてもらっていた
☆最初の訪問国、外交で一番難しい中国に選んだ理由
*小泉政権は華々しい外交を展開した
*小泉政権は華々しい外交を展開した
*日米関係は、小泉とブッシュで良好な関係なので継続すればいい
*日中関係をどう改善するかの課題が残った
*日中関係をどう改善するかの課題が残った
*中国問題から取り組もうと考えた
☆靖国問題、尖閣諸島の問題も互いに歩み寄れない難しさがあった
☆靖国問題、尖閣諸島の問題も互いに歩み寄れない難しさがあった
*解決方法は、「冷凍庫路線(靖国問題)」
*この問題は冷凍庫に入れて、凍結しようと考えた
*ただ、私は「靖国に行かない」とは絶対に言わない
*雰囲気として「安倍は行かないだろう」と中国には思わせればいい
*中国はそれ以上、靖国に関して日本にとやかく言わない
*そうした暗黙の了解ができれば、関係改善は可能だと思った
*中国側は「靖国には行かない」との私の言質がほしかったのだと思う
*私は約束しないし会談ができないなら仕方がないと思っていた
☆日中間で合意した「戦略的互恵関係」のネーミングを語る
*発案者は当時の外務省中国課長秋葉剛男氏です
*発案者は当時の外務省中国課長秋葉剛男氏です
*友好は手段であって、目的ではない
*友好のために国益を損ねることがあってはならない
*関係を改善し、緊密な関係をつくることが両国の利益の利益になる
*日中首脳会談は、その後の日中関係を規定する会談となった
*経済関係を強化したいという中国側の熱意は大きかった
*日中首脳会談は、その後の日中関係を規定する会談となった
*経済関係を強化したいという中国側の熱意は大きかった
☆中国の一党独裁体制の正統性
*中国共産党のおかげで国民生活が良くなると思わせる点です
⛳安倍晋三全面突破の政権運営を語る
☆郵政民営化に反対した「造反組」11人の復党を認めた
☆郵政民営化に反対した「造反組」11人の復党を認めた
*結果、有権者を騙したと批判され、内閣支持率は大きく下がった
☆小泉さんが郵政民営化を掲げて衆院選で大勝したのは事実
*刺客を送り込むのは、日本的な方法ではなかったと思った
*刺客を送り込むのは、日本的な方法ではなかったと思った
*彼らは、郵政民営化の実施を約束し、誓約書まで出して頭を下げてきた
*もう潮時なのではないかなと復党を認めた
*世論調査では厳しい評価を受けると覚悟していた
*私は割と、情を引きずってしまうところがある
☆全面突破の政権運営
*第1次内閣は、教育基本法の改正、防衛庁の省昇格、国民投票法の制定
*50~60年に一度の重大な法改正を相次いで行った
*通常、「1内閣1課題」と言われている
*安倍政権は「戦後レジームからの脱却」を掲げていた
*安倍政権は「戦後レジームからの脱却」を掲げていた
☆教育基本法は、日本が米国の占領下にあった時代につくられたもの
*憲法と同じで、どこの国の基本法か分からない
*野党が欠席する中で採決が行われた
☆防衛庁は、年間5兆円の予算を使っている役所
☆防衛庁は、年間5兆円の予算を使っている役所
*庁にしているというのは、異常な国家体制でこれを防衛省にした
*結果、防衛省にも優秀な人材が人省するようになった
☆議員立法の国民投票法
*結果、防衛省にも優秀な人材が人省するようになった
☆議員立法の国民投票法
*国民が憲法改正という大事な権利を行使する上で不可欠な法律
*それを蔑ろにしてきたのは、国民を信頼していないことだ
☆しかし、私はあまりにも急ぎすぎたかもしれません
⛳安倍晋三閣僚の問題発言と不祥事を語る
☆第1次内閣では、閣僚の失言も相次ぎました
⛳安倍晋三閣僚の問題発言と不祥事を語る
☆第1次内閣では、閣僚の失言も相次ぎました
☆柳澤厚生労働相の「女性は子供を生む機械」発言
*ジョークは、毒を持たなきゃいけないから危険です
*女性と子ども、高齢者と障害者に関する発言
*口に出す前に、頭の中で1回、考え直せと若手議員には言っている
☆防衛相の「原爆投下はしょうがない」発言
*日本人の感覚として、そうやって
*自分に言い聞かせるしかなかったという意味なんですね
☆こういう流れになると悪いことが連続して起こった
*松岡農相が自ら命を絶つという悲しい出来事もあった
*従来から継続していた年金記録問題も発覚した
(安倍内閣の時に起きたかのような状況になってしまった)
☆様々な負の連鎖を止められず、いかんともしがたい状況だった
☆今思えば、戦後レジームの脱却に力が入りすぎていた面もありました
☆様々な負の連鎖を止められず、いかんともしがたい状況だった
☆今思えば、戦後レジームの脱却に力が入りすぎていた面もありました
(敬称略)
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『安倍晋三回顧録』
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中国訪問・全面突破の政権運営他
(ネットより画像引用)