アメリカ社会は妄想形成しやすい

🌸すべての記憶は「偽物」である２

⛳ アメリカが妄想にとりつかれやすい社会
　☆トランプとヒラリーが争った米大統領選挙の最中

　＊民主党関係者が児童の人身売買や売春を行なっている

　＊陰謀論ＳＮＳで拡散された（「ピザゲート」）
　☆荒唐無稽な話を信じた男

　＊ライフルを持つてピザ店に押し入り、発砲騒ぎを起こした

　＊男は、虐待されている子どもたちを救おうとしたのだと述べた
　☆託児所で性的虐待が行なわれているとの告発大論争を巻き起こした

　☆発端は１人の母親が、４歳半の男児の夜尿や性的な遊びに

　＊不安を募らせたことだった

　＊彼女の弟の子ども時代の性的ないたずらがトラウマだった

　＊母親と叔父は、託児所でなにか不適切なことをされたのではないかと

　＊男児を問い詰めた

　＊最初は否定していたが、やがて託児所の男性保育士に

　＊「バンツを下げられた」と告白した
　☆保育士は強姦容疑で逮捕された
　＊メディアで報じられると、他の保護者にも動揺が広がった

　＊警察は親に、虐待があったかを繰り返し訊ねるよう求めた

　＊「裸のプールパーテイがあった」」などの証言が次々に集まった

　☆男性保育士と同じ託児所で働いていた彼の母親と妹逮捕され

　＊禁錮数十年の有罪判決を受けた

　＊裁判所が「不適切な聴取および捜査方法」を理由に

　＊母親と妹を仮釈放するまで８年かかった

　＊男性保育士の有罪判決は覆されず、１８年後に仮釈放された

⛳アメリカで、何故こんな異常なことが起きたか？

　☆子どもへの犯罪は処罰感情がきわめて強い

　＊警察は「悪」を摘発して市民の期待に応えようとし

　＊裁判所は世論の反発を恐れて

　＊冤罪の可能性を検討できなくなるからだ
　☆アメリカでは、親からの性的虐待などの

　＊トラウマ体験を蘇らせる精神療法が大流行していた

　＊多くの親が、身に覚えのない虐待や「悪魔崇拝」で投獄された
　☆この様な事態は、日本・ドイツ・フランスでも起きていない

　☆アメリカだけがなぜ、繰り返し妄想にとりつかれるのだろうか

　＊「アメリカは妄想的な人間が集まった国」との論理だ

　＊宗教弾圧を逃れ、大西洋を渡ったピルグリム・ファーザーズ

　＊ヨーロッパの平均的な母集団から選ばれたわけではない

　＊彼らを駆り立てたのは「夢と冒険」だ

　☆保守的で堅実なひとたちは、新天地に移住などとは思わないだろう
　☆躁うつ病の有病率は世界全体で約２，４％

　＊アメリカ国民の有病率は４．４％で世界でもっとも高い
　☆双極性障害を重度から軽度の４つのタイプに分類できる
　☆タイプ発揚気質（ハイパーサイミック）

　＊陽気で気力に溶れ、ひょうきんで過度に楽観的

　＊過剰な自信を持ち、自慢しがちで、エネルギーとアイデアに満ちている

　＊ダイエット、恋愛、ビジネスチャンス、宗教といった

　（人生の新たな要素に過剰に熱中するが、すぐに興味を失う）

　☆アメリカ人の躁うつ病の罹患率が２５人に１人

　＊ハイパーサイミックは１０人に１人以上いる

　＊彼ら／彼女たちはモチベーションが高く、創造性にあふれ

　＊リスクを冒して大胆な行動をとるので、社会的・経済的に成功する
　☆よいこともあれば悪いこともある

　＊ハイパーサィミックは躁うつ病ヘと至る連続体で

　＊強いストレスが加わると双極Ⅱ型に移行する可能性高い

　☆近年、経済格差が拡大するアメリカ

　＊うつ病が急増し大きな社会問題になっていることと符合する
　＊更に、妄想につながる負の側面がある

⛳アメリカは建国以来「魔術思考」が噴出

　☆セーラムの魔女裁判から「ＵＦＯアブダクション」

　＊記憶回復療法で告発された悪魔崇拝など「狂乱」に陥ってきた

　☆世界は「デイープステイト」に支配されているというＱアノンの陰謀論

　☆「選挙は盗まれた」として、米連邦議会議事堂を占拠した事件
　☆日本人の双極性障害の有病率は０．７％ほど

　＊世界でもきわめて低いが
　＊日本人の自殺死亡率は、先進国のなかでもっとも高い

　☆日本でもうつが大きな社会問題になっている
　＊日本はメランコリー型うつ病に罹患しやすい「抑うつ社会」だ
　＊日本人は内向的で神経症傾向が高く

　＊改良は得意だがイノベーションが苦手
　☆個人でも社会でも遺伝的・生物学的基盤がある

　☆これをわたしたちは個性や国民性と呼ぶのでは

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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『バカと無知』

アメリカ社会は妄想形成しやすい

（ネットより画像引用）

リスボン（ポルトガルの首都）

🌸リスボン（７つの丘に広がる都市）

⛳リスボン（リシュボーア）
　☆ヨーロッパ大陸最西端の首都

　☆ギリシア神話の英雄オデュッセウスに築かれたという

　☆「７つの丘の街」

　＊起伏が激しい土地に約５０万人

　＊近郊も含めると約２４０万人が暮らす
　☆古代よリフェニキア人やカルタゴ人に港として利用されてきた
　☆ローマ、イスラムの支配を経た後

　＊アフォンソ１世がイスラム教徒から街を奪回

　＊アフォンソ３世がリスボンに遷都した

　☆大航海時代、アジアや南米との交易で莫大な富がもたらされた

　☆ジェロニモス修道院、ベレンの塔の建造物が有名
　☆ヨーロッパの都市のなかでも比較的治安がよい

⛳リスボンの主な見どころ
　☆バイシャ周辺

　＊リスボンきっての繁華街
　＊ロシオ広場とコメルシオ広場の間に広がる

　＊商店やレストランが軒を連ねている

　☆リベルダーデ通り周辺
　＊オフィスビル、高級ホテル、ブランド店などが並ぶ

　＊リスボンの目抜き通り
　☆バイロ・アルト周辺
　＊古い建物が密集する地域

　＊路地に入るとファドハウスやナイトクラブが多い
　☆ベレンと市西部地域
　＊ベレン地区は、大航海時代の栄華を今に伝える

　＊歴史的建築遺産残り、世界文化遺産にも登録されている

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⛳出典、『地球の歩き方』

リスボン（ポルトガルの首都）

（『地球の歩き方』記事より画像引用）