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慶喜

心意気
「明日迄の命の気持ちで、人生を!」
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記憶は思い出すたびに書き換えられる

2023年03月06日 | 生活
🌸すべての記憶は「偽物」である3

 トラウマとPTSDのやっかいな関係
 ☆わたしたちは因果関係を探している
 *脳の「基本設計」なにか悪いことが起きると
 *なにか原因があるはずだと無意識に考える
 ☆神話や宗教などは
 *「実存的不安」を抑えるためにつくられたのだろう
 ☆リベラルな社会では子どもへの暴力が忌避されると
 *幼児が怯えたり、性的なことに関心を示すと
 *虐待が疑われるようになった
 ☆実際に性的虐待を受けた子どもたちを調査した
 *33%になんらかの恐怖心があり
 *53%にPTSDの一般的な症状があり
 *28%に不適切な性行動が見られた
 *対象となった子どもの3分の1にはなんの症状もなかった
 ☆同じような虐待を受けても
 *それが精神医学的な症状につながるケースと
 *そうでないケースがあることを示している
 ☆研究者は結論付けている
 *『性的虐待を受けたの症候群』は存在しない
 *心に傷を負ったあとの過程はひとつではない
 *性的虐待と心理的な症状のあいだに単純な因果関係がないのなら
 *特定の症状を一律に性的虐待の結果と見なすことはできない

アメリカ社会では思い込みが原因で
 ☆無実のひとが長期に投獄される悲劇が繰り返し起きている
 ☆「辛い体験の記憶が心理的な症状を生み出す」という
 *因果論は、ほんとうに正しいのか
 ☆高所恐怖症は、子どもの頃の転落体験が無意識に
 *「内面化」されたのだと考えられていた
 ☆研究より仮説とは逆に
 *転落体験のある子どもの方が、高所恐怖症になりにくかった
 *その原因は、因果関係が逆だからだ
 *転落を経験すると、もう 1度転落したらと考えて
 *高いところが怖くなる→高所恐怖症になるのではなく
 *もともと不安を感じにくい→高いところを怖がらないので
 *転落を経験する→″不安の欠如″は変わらないので
 *大人になっても高所恐怖症にはならないだった
 ☆PTSDも同様に、単純な因果関係では理解できない
 *「トラウマ的出来事に遭遇したひとがPTSDになる」のではなく
 *もともとトラウマ体験をもちやすいタイプであり
 *このひとたちは子ども時代も大人になってからも
 *トラウマ体験をする確率が高く、PTSDになりやすい
 ☆トラウマ体験をしやすいパーソナリティ
 *「外向性」と「神経症傾向」とされている
 *外向性が高いと、強い刺激を求めてリスク行動をとりやすい
 *神経症傾向が高いのは「悲観的」なタイプ
 *あらゆる出来事をネガテイブに解釈する
 *この組み合わせにより、辛い思いを感じやすいひとが
 *もっとも「トラウマを体験しやすい」
 ☆90%の人が人生のどこかの時点で潜在的トラウマ体験に遭遇し
 *8%は人生のどこかでPTSDと診断されるほどの症状が現われた
 ☆PTSDの罹患率は国や文化によってかなりのちがいがある
 ☆近年の心理学では、レジリエンス(反発力)が注目されている
 *がんのサバイバーが典型だ
 *困難な状況を乗り越えると人間的により成長したり
 *ストレスに強くなったりする場合があるという
 *努力や訓練によってレジリエンスを獲得したというより
 *神経症傾向が低いひとがトラウマ体験を成長につなげている
 ☆すべてが遺伝で決まるわけではないが
 *行動遺伝学は人生のあらゆるところに遺伝の長い影が落ちている
 ☆生得的にトラウマになりやすいひとと、なりにくいひとがいる
 *もはや否定することはできないだろう

「トラウマ体験は実際に起きた出来事なのか」の疑問もある
 ☆現実の体験でないことを自覚していることはあり得る
 *家族が死亡した場面に居合わせることはできなかったが
 *そのときの様子が繰り返し脳裏に浮かぶというのはよくある話だ
 ☆強盗に襲われそうになり、被害はなかったものの
 *相手が凶悪犯だということをあとで知ってトラウマになった
 ☆大学生を対象にアメリカで行なわれた調査
 *トラウマ的な記憶があると申告した者の内15%
 *その記憶が実際に起きたことを誇張していると認めた
 *無意識のうちに記憶を書き換えているケース多いのだ
 ☆「トラウマは偽物だ」ということではない
 *しかし「すべての記憶は偽物」だ
 ☆近年の脳科学のもつとも大きな発見のひとつ
 *脳には記憶が「保存」されていないことだ
 *脳はビデオカメラのように、起きたことを正確に記録していないことだ
 *いつでも再生できるようにしているわけではない
 *なんらかの刺激を受けたときそのつど記憶が新たに想起され
 *再構成され記憶はある種の「流れ」であり
 ☆脳は記憶を思い出すたびに書き換えられているのだ
                      (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
⛳出典内容の共有、出典の購読、視聴に繋がればと思いブログで紹介
 ☆記事内容ご指摘あれば、訂正・削除します
⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
⛳投資は、自己責任、自己満足、自己判断で
⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『バカと無知』




記憶は思い出すたびに書き換えられる
(ネットより画像引用)
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ファド(ポルトガルの民族歌謡)

2023年03月06日 | 観光
🌸ファド(ポルトガルの民族歌謡)

 ☆ファドとは運命(宿命)を意味し、1820年代に生まれた
 ☆ポルトガルにはファドがある
 *イタリアにカンツォーネ、フランスにシャンソン
 *アルゼンチンにタンゴ、ブラジルにサンバがある
 ☆主に「Casa de Fado」と呼ばれている
 *レストランなどで歌われる大衆歌謡
 *ポルトガルギターで伴奏される
 ☆首都リスボンと中北部の中心都市コインブラ
 *独特のファドが育まれた
 ☆ユネスコの人類の無形文化遺産の一覧表に記載された
                      (敬称略)                                     
⛳知識の向上目指し、記事を参考に自分のノートとしてブログに記載
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳詳細は、出典原書・記事・番組・画像でご確認ください
⛳出典、『WIKIPEDIA』『地球の歩き方』



ファド(ポルトガルの民族歌謡)
『地球の歩き方』記事より画像引用)
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