🌸『地獄変』芥川龍之介の短編小説
☆説話集『宇治拾遺物語』の「絵仏師良秀」より
☆芥川が独自に創作したもの
⛳地獄変あらすじ
☆1人絵がうまい絵師がいた名前は良秀
*絵を書くことにこだわりすぎる絵師
*堀川のお殿様が、良秀を雇ってる
*良秀の娘は美しく、美しい娘が、お殿様に嫁いだ
*良秀は、娘がすっごく大事
(お殿様に取られたという気持ちの方が強い)
*お殿様の褒美には、娘の返却をお願いしていた
☆お殿様より、良秀は地獄のテーマの絵画を所望される
*良秀は、弟子を鎖で吊るしたり
*動物を捕まえてみたいな殺したりして見ながら絵を描く
*良秀は、地獄を再現し絵を描いていく
☆良秀は、ど真ん中に地獄の絵のど真ん中の絵が描けない
*と真ん中にはですね高級な貴族の牛車車を置いて
*高貴な女性がいて、その車が燃え盛ってる構想とお殿様に伝える
*お殿様はですね分かった用意すると返答する
☆お殿様用意してくれ車の中に縛られた自分の娘がいた
*そうやってできた絵は傑作となった
☆そして数日後良秀は自分で命を絶つ
⛳当時芸術至上主義と言われた時代
☆芸術のためならと、なにかもをテーマに芥川は書いてる
☆芥川龍之介自体も市場に追い込まれていた
*作家の仕事もあるが、余り金が入らない
*教師の仕事もやったりして、非常に多忙になる
☆夏目漱石先生に絶賛されたあの天才芥川
*素晴らしい作品をお待ちしてますよと出版社から催促される
*締め切りは明日ですからねと責められる
☆芥川にとり、地獄変の時の自分を描いてるのでは
*何もかももう背負い込んで
*衰弱する体、それでもとにかく書かなきゃいけない
*そういう世界感に追い込まれていった
☆芥川龍之介は激動の流れに飲み込まれていく
*恩師漱石の死で、大きな心の支えが失われていく
⛳日本は恐慌の時代で、その中で行われる戦争
☆日本は、混乱した時代で、芥川は本当に追い詰められる
☆芥川の多忙な女性関係
*芥川は不倫関係を色々行う
*精神おかしくなった女性から付きまとわれる
☆義理の兄が借金苦で自殺する
*姉たちの家族も一緒に養い、貧困がさらに進んでいく
☆芥川の長編は一向に、モノになっていかない
☆芥川は、どんどんどんどん自分を追い込む
*もう死のうかなという風になるらしい
⛳「西方の人」芥川の遺作と思われる
☆最後に救いを求めたのが「西方の人」
*西洋の人とは、イエス・キリスト
*芥川は、幻覚も見えるぐらいもう神経が衰弱してた
*救われたい救われたいという一心
*キリスト教の有名なクリスチャンに合う
☆そのクリスチャン言う
*救われますよ、神は誰でも救ってくれますから
*闇があるところには光があるとも
☆芥川龍之介は、光の無い闇もありませんかと問う
*光の無い闇?大丈夫必ず救われますからの一点のみ
☆芥川とそのクリスチャンの人と、相容れない平行線だった
☆芥川は救われないという気持ちになった
☆芥川龍之介薬を大量に飲んで自殺する
☆芥川は、死ぬ数日前に「西方の人」を書いた
*キリストを書いてるが、キリスト教は信じられなかった
⛳芥川龍之介辞世の句
☆『水鼻や鼻の先だけ暮れ残る』
*どんどんと自分の才能も見えなくなっていく
*真っ暗闇になった時、鼻の先だけ暮れのこる
*夏目先生に褒められた傑作と言われた「鼻」
(鼻の長い僧侶の話)
*自分のかすかなプライド(鼻)だけがぼんやり残ってる
☆自我のなんと醜いことだとの詩を残して死んだ
*死んだ時、芥川の枕元には理解のできない聖書が置いてあった
*救われたくて救われたくて救われなかった芥川
(敬称略)
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⛳出典、YouTube『地獄変』中田敦彦
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中田敦彦YouTube大学(『地獄変』芥川龍之介)
(ネットより画像引用)
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