🌸社会正義の奇妙な理論4
⛳インターセクシヨナリティ
☆左派の世界観でのアメリカ社会
*「白人(加害者)」と「黒人(被害者)」で構成されている
*初期のフェミニズムは、「男(加害者)」と「女(被害者)」の構成
*単純な善悪二元論は、わかりやすさで広く受け入れられた
☆当然のことながら、複雑な現実とは大きな乖離が生じる
*単純な善悪二元論は、わかりやすさで広く受け入れられた
☆当然のことながら、複雑な現実とは大きな乖離が生じる
*最初に指摘したのは
*「黒人」「女」「レズビアン」等のマイノリティの女性たちだった
*黒人女性が、特定のグループの優越的な地位に抗議した
*黒人女性が、特定のグループの優越的な地位に抗議した
☆わたしたちは複数のアイデンティティをもっている
*日本社会には「在日外国人」「同性愛者」など異なる
*アイデンティティをもつマイノリティもいる
☆社会がリベラル化・複雑化するにつれて
☆社会がリベラル化・複雑化するにつれて
*アイデンティティの数は際限なく増えていく
☆アメリカで一般的に使われている「アジア系」人種カテゴリー
☆アメリカで一般的に使われている「アジア系」人種カテゴリー
*東アジア、南アジア、東南アジア、中央アジア、西アジアなどの
*ユーラシアの多様な地域を同じものと扱っている
*日本人とインド人を同じエスニックGと見なすひとはいない
☆イランや北インドの「アーリア」は
*ヨーロッパ系白人と同じ遺伝的ルーツをもつ
☆「黒人」ですら
*アフリカン・アメリカン(奴隷の子孫)アフロ・ラテン(中南米移民)
*アフロ・カリビアン(カリブ諸島からの移民)等へと細分化している
☆インターセクショナリティを徹底すると
☆インターセクショナリティを徹底すると
* 一人ひとりが「自分らしさ」を感じられる
*国家、民族、部族、宗教等で、アイデンティティが
*解体・細分化していくほかはない
*誰もが唯一無二の「自分らしさ」を主張できる
*80億のアイデンティティズとなる
☆左派のアクティビスト(ポストモダン左翼)
☆左派のアクティビスト(ポストモダン左翼)
*連帯を破壊し社会運動を液状化させるとして
*インターセクショナリティを批判するようになった
⛳学術誌に掲載されたデタラメ論文
☆社会正義でキャンセルカルチャーを牽引する左派が依拠する論文
*「カルチュラル・スタディーズ」「ジェンダー・スタディーズ」等
⛳学術誌に掲載されたデタラメ論文
☆社会正義でキャンセルカルチャーを牽引する左派が依拠する論文
*「カルチュラル・スタディーズ」「ジェンダー・スタディーズ」等
*この批判理論(以下《理論》)がバカバカしいものへと変容したのか
*学術誌にデタラメ論文を投稿する「実験」を行なった
*デタラメ論文を作成して投稿したところ
*デタラメ論文を作成して投稿したところ
*そのうち4本が査読を経てオンライン上に公開され
*3本が承認された
☆アメリカのほとんどの主要大学では
*7年間に7本の論文が学術誌に掲載されれば
*テニュア(終身在職権)を取得するのにじゅうぶんな実績になる
☆著者たちは、「デタラメ論文」によって
*わずか1年間に7本の論文を学術誌に掲載させることに成功した
*この分野の「学術」とはいったい何なのか
*驚くのは、著名なフェミニズム雑誌の査読者たちが
*「(バカバカしい犬の性交論文)」を絶賛したことだ
*この雑誌の編集者は、創刊25周年の「記念論文」として
*この「研究」を掲載することを提案した
(敬称略)
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⛳出典、『世界はなぜ地獄になるのか』
「インターセクシヨナリティ」「拠り所の論文(デタラメの場合も)」
(『世界はなぜ地獄になるのか』ネットより画像引用)
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