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中国の刑罰に見る残虐性3

2022年07月08日 | 歴史
🌸中国の刑罰に見る残虐性3

中国では、処刑を国全体で楽しんでいた
 ☆中国では、何千年も近代までそうした刑が連綿と行われてきた
 *公開処刑には常に大勢の一般庶民が見物に集まった
 *筆者には、処刑を国全体で楽しんできたとしか思えない
 ☆社会学者や歴史学者の中には
 *中国が伝統的にそうした残虐刑を実施してきたのは
 *中国の独特の民族構成があるという説を唱える人がいる
 *中国では昔から多くの民族が入り乱れていた
 *その中の一つが王朝を建てた場合
 *言語や文化が異なる民族を支配しなければならず
 *恐怖政治に頼らなければならなかったと
 ☆隋や唐は鮮卑族、元はモンゴル人、清は女真族で少数民族
 *大多数の漢人を統治するためには
 *残虐な刑でもって恐怖政治を敷く必要があったのかもしれない
 ☆もっともらしい説だが
 *漢や明は漢人の国だが、残虐刑は減っていない
 *明時代は増えている印象を受ける
 *中国では、近代に至るまで残虐刑はなくなっていない
 ☆ 一般民衆も私刑などで猟奇的な刑を頻繁に用いていた
 *英雄たちが敵に猟奇的な刑を行うシーンはいくらでも出てくる
 ☆日本人作家が『水滸伝』や『二国志』を書く時
 *人気のある登場人物がそういうことをするシーンを省くことが多い
 ☆中国は、日本人の文化や感覚と異なったものであるのは間違いない

「割鼻(はなきり)」
 ☆「割鼻」は鼻を削ぎ落とす刑です
 *鼻を削がれた男は人前に出ることができず
 *辺境の関所の衛兵になった
 ☆秦の始皇帝がこの刑を好む
 *征服した国の兵士や農民の鼻を片っ端から削ぎ落とした
 ☆鼻削ぎはヨーロッパやイスラム社会や日本でも
 *近代まで行われていた.
 ☆近年、アフガニスタンで、タリバンが
 *結婚先から逃げた妻に鼻削ぎを行ったというニュースがあった
 ☆鼻削ぎは中国の専売特許でもない
 *鼻という器官は手足や目と異なりなくなったところで
 *日常生活に支障をきたさない
 ☆中国には、亡き夫への貞節を守るために
 *自ら自分の鼻を切り落とした女性の話がいくつも残っている

「戴舌(せつぜつ)」
 ☆戴舌は舌を切り取る刑罰
 *皇帝が気まぐれに臣下に対して行うもの
 (耳に痛い進言をされた場合に執行された)
 *舌切りは一般の私刑でもしばしば行われた
 ☆他体の一部を切り取る刑罰
 *「控眼」(目つぶし)、「断手」「別足」(足切り)等がある
 ☆「宮刑」は、男性の一物を切り取る刑
 *古代戦争で捕虜にした敵兵などに対して行われていた
 *中国で多くの宦官がいたのは宮刑が相当広く行われていたから
 ☆宮刑に処せられた有名人司馬遷
 *漢の武帝に進言したことで彼の機嫌を損ねた
 *司馬遷は宮刑にあった
 *司馬遷は死を決意しますが、地下室で『史記』を完成させた
 ☆武帝は7万人の男を宮刑に処したと言われている
 ☆刑罰に対する中国の独特の考え方
 *日本人的な感覚からすれば、理解しがたいもの
 *隣人の中国を理解するには、こうした知識も必要
                      (敬称略)                                     
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⛳私の知識不足の為、記述に誤り不明点あると思います
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⛳出典、『禁断の中国史』




中国の刑罰に見る残虐性3
(ネットより画像引用)

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