🌸中国の刑罰に見る残虐性3
⛳中国では、処刑を国全体で楽しんでいた
☆中国では、何千年も近代までそうした刑が連綿と行われてきた
*公開処刑には常に大勢の一般庶民が見物に集まった
☆中国では、何千年も近代までそうした刑が連綿と行われてきた
*公開処刑には常に大勢の一般庶民が見物に集まった
*筆者には、処刑を国全体で楽しんできたとしか思えない
☆社会学者や歴史学者の中には
☆社会学者や歴史学者の中には
*中国が伝統的にそうした残虐刑を実施してきたのは
*中国の独特の民族構成があるという説を唱える人がいる
*中国では昔から多くの民族が入り乱れていた
*その中の一つが王朝を建てた場合
*言語や文化が異なる民族を支配しなければならず
*恐怖政治に頼らなければならなかったと
☆隋や唐は鮮卑族、元はモンゴル人、清は女真族で少数民族
*大多数の漢人を統治するためには
*残虐な刑でもって恐怖政治を敷く必要があったのかもしれない
☆もっともらしい説だが
*漢や明は漢人の国だが、残虐刑は減っていない
☆もっともらしい説だが
*漢や明は漢人の国だが、残虐刑は減っていない
*明時代は増えている印象を受ける
*中国では、近代に至るまで残虐刑はなくなっていない
☆ 一般民衆も私刑などで猟奇的な刑を頻繁に用いていた
☆ 一般民衆も私刑などで猟奇的な刑を頻繁に用いていた
*英雄たちが敵に猟奇的な刑を行うシーンはいくらでも出てくる
☆日本人作家が『水滸伝』や『二国志』を書く時
*人気のある登場人物がそういうことをするシーンを省くことが多い
☆中国は、日本人の文化や感覚と異なったものであるのは間違いない
⛳「割鼻(はなきり)」
☆「割鼻」は鼻を削ぎ落とす刑です
*鼻を削がれた男は人前に出ることができず
*辺境の関所の衛兵になった
☆秦の始皇帝がこの刑を好む
☆秦の始皇帝がこの刑を好む
*征服した国の兵士や農民の鼻を片っ端から削ぎ落とした
☆鼻削ぎはヨーロッパやイスラム社会や日本でも
*近代まで行われていた.
☆近年、アフガニスタンで、タリバンが
☆近年、アフガニスタンで、タリバンが
*結婚先から逃げた妻に鼻削ぎを行ったというニュースがあった
☆鼻削ぎは中国の専売特許でもない
*鼻という器官は手足や目と異なりなくなったところで
*鼻という器官は手足や目と異なりなくなったところで
*日常生活に支障をきたさない
☆中国には、亡き夫への貞節を守るために
☆中国には、亡き夫への貞節を守るために
*自ら自分の鼻を切り落とした女性の話がいくつも残っている
⛳「戴舌(せつぜつ)」
☆戴舌は舌を切り取る刑罰
*皇帝が気まぐれに臣下に対して行うもの
(耳に痛い進言をされた場合に執行された)
*舌切りは一般の私刑でもしばしば行われた
☆他体の一部を切り取る刑罰
*「控眼」(目つぶし)、「断手」「別足」(足切り)等がある
☆「宮刑」は、男性の一物を切り取る刑
*古代戦争で捕虜にした敵兵などに対して行われていた
*古代戦争で捕虜にした敵兵などに対して行われていた
*中国で多くの宦官がいたのは宮刑が相当広く行われていたから
☆宮刑に処せられた有名人司馬遷
*漢の武帝に進言したことで彼の機嫌を損ねた
☆宮刑に処せられた有名人司馬遷
*漢の武帝に進言したことで彼の機嫌を損ねた
*司馬遷は宮刑にあった
*司馬遷は死を決意しますが、地下室で『史記』を完成させた
☆武帝は7万人の男を宮刑に処したと言われている
☆刑罰に対する中国の独特の考え方
*日本人的な感覚からすれば、理解しがたいもの
*隣人の中国を理解するには、こうした知識も必要
(敬称略)
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⛳出典、『禁断の中国史』
中国の刑罰に見る残虐性3
(ネットより画像引用)
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