🌸禅文化が花開いた臨済宗+黄檗宗(1)
⛳各本山が林立した臨済宗特有のあり方
☆臨済宗は禅宗
*臨済宗は、栄西の教えをもとに組織されていない
*宗派は、一つにまとまっていない
*宗派は、一つにまとまっていない
*臨済宗建仁寺派や臨済宗東福寺派等
*各々、派で分かれ、それぞれが独自に宗教法人組織である
*「臨黄合議所」は臨済宗14派と黄檗宗が属している
*「臨黄合議所」は臨済宗14派と黄檗宗が属している
*臨済宗建仁寺の開山は栄西だが、東福寺の開山は聖一国師
☆曹洞宗は禅宗
☆曹洞宗は禅宗
*道元が師事した明全は栄西の弟子であった
*道元の試みは、他の臨済宗の行き方とはかなり異なる
*曹洞宗は、宗派としての独自性を強めていく
☆日本人の禅僧は頻繁に中国に渡り
*中国からも数多くの禅僧が渡来した
*日本の禅宗は、ずっと中国の影響下にあった
☆中国における禅宗の歴史
*禅は瞑想法の一種で、中国にはインドから2世紀中頃には伝えられた
*中国仏教は経典やその解釈を中心にしていたが、禅は実践を伴うもの
*禅宗は、当時の中国人を大いに魅了した
*禅は瞑想法の一種で、中国にはインドから2世紀中頃には伝えられた
*中国仏教は経典やその解釈を中心にしていたが、禅は実践を伴うもの
*禅宗は、当時の中国人を大いに魅了した
*中国各地には禅の修行を行うための禅院が次々と建てられた
*禅宗、日本には栄西以前にも中国から禅は伝えられていた
⛳鎌倉時代に入り、栄西が伝えた禅が定着した
☆鎌倉時代、武家の時代が到来していたから
*禅はとくに武家に受け入れられていく
☆先行する南都六宗や天台、真言宗は朝廷や公家に受容され
*貴族階級の生活と密接な結びつきをもっていた
☆比叡山延暦寺で出家得度した栄西
*天台の教えと密教、そして戒律を学ぶために入宋した
*南宋で禅が流行しているのに接して、それに感化された
☆日本に戻った栄西は、禅宗を開くことを宣言する
*比叡山の衆徒の反感を買い、禅宗停止の宣旨が下る
*栄西は、自分の立場を明確にし、『興禅護国論』をあらわす
*幕府が生まれた鎌倉に新天地を求め、寿福寺と建仁寺を建立する
*栄西の禅は、天台の教えや密教をあわせて学ぶ「兼修禅」であった
*建仁寺でも当初から、真言、天台、禅の兼修が定められていた
*伝統は栄西以降の臨済宗にも受け継がれていく
☆戒律を守る持戒の強調も栄西の禅の特徴
☆戒律を守る持戒の強調も栄西の禅の特徴
*戒律にのっとった生活を送りながら禅を実践することが重視された
*これは、同時代の法然の方向性とも重なってくる
☆栄西には、『喫茶養生記』の著作もある
☆栄西には、『喫茶養生記』の著作もある
*禅の影響を受けて茶道が成立したことで
*栄西が茶を持ち込んだという伝承が生まれたのかもしれない
*茶にはカフェインが含まれており、眠気覚ましの効果がある
*茶は、座禅を実践する禅宗には最適な飲料だった
⛳夏目漱石も学んだ円覚寺の釈宗演
☆禅の臨済宗と除霊とは結びつきにくい
⛳夏目漱石も学んだ円覚寺の釈宗演
☆禅の臨済宗と除霊とは結びつきにくい
*歴史的な背景を踏まえて考えると臨済宗の僧侶が
*密教的な実践である除霊を行っても不思議ではない
☆禅が密教と結びつきながら広まっていく
☆禅が密教と結びつきながら広まっていく
*純粋禅を追求する動きも生まれるの道元の試みであった
*純粋禅を定着させるために、南宋の禅僧を日本に招く
*その先駆けとなったのが蘭渓道隆である
*その先駆けとなったのが蘭渓道隆である
*幕府の執権となった北条時頼はこの蘭渓に帰依した
*時頼によって鎌倉に建長寺が建立された際には
*蘭渓が開山として招かれている
☆北条時宗によって宋から招かれたのが無学祖元
*時宗は、蒙古襲来の際の目蒙双方の戦死者を弔うために
*円覚寺の創建を発願し、無学をその開山に迎えた
*無学の教え、日本人の禅僧高峰顕日から夢窓疎石に伝えられ
*円覚寺は臨済宗円覚寺派の本山となる
☆夢窓疎石は、純粋禅を追求するよりも兼修の傾向が強かった
☆夢窓疎石は、純粋禅を追求するよりも兼修の傾向が強かった
*甲斐や土佐、上総、相模などで布教を行い
*京に上って南禅寺の住持となる
☆円覚寺から、今北洪川、釈宗演、朝比奈宗源の著名な禅僧が輩出された
☆円覚寺から、今北洪川、釈宗演、朝比奈宗源の著名な禅僧が輩出された
*世界に禅を広めた鈴木大拙、釈宗演とともに今北の弟子である
*慶應義塾の福沢諭吉に学んだ釈も世界に禅を広める
*釈のもとには、夏目漱石も参禅している
(敬称略)
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⛳出典、『浄土真宗の檀家は多い』
『臨済宗』『曹洞宗』『興禅護国論』『建仁寺』『円覚寺』
(ネットより画像引用)
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