遊び（数字の報酬・メタ認知効果）（最終回）１－３

🌸遊び（数字の報酬・メタ認知効果）（最終回）

⛳「数字」の報酬効果―シカゴ大学の調査

　☆報酬の嫌いな人はいない

　＊仕事を成し遂げたあとのボーナスは何となく良い気分になる
　＊数字のフィードバックは、意味ない数字でも大きなインパクトを持つ

　（シカゴ大学の実験結果）

　☆この現象は、エクササイズでもビデオゲームでも政策提言でも使える
　＊無意味な数字ですらモチベーションが左右される

　＊人間はよほどフイードバツクに飢えている

　＊人間の脳はなんでも快楽を得られるようにできている
　☆手軽なフィードバック

　＊カレンダーを使った作業のトラッキング
　＊その日のプロジェクトを達成したら、カレンダーに〇印を付けるだけ

　☆「アカウンタビリテイチヤート」の活用
　　①ノートの真ん中に区切り線を引く
　　②右側に―日の作業時間を９０分区切りで書く
　　③左側に実際にこなした作業内容を書く
　☆この作業を続けた被験者

　セルフコントロール能力が上がり、目標の達成度が有意に向上する

⛳メタ認知を使ったフィードバック
　☆ヒトの脳はどんなフイードバックでも喜ぶ

　☆「メタ認知」を使ったフィードバック法

　☆「メタ認知」はヒトの脳に生まれつき備わった能力

　＊「思考について考える」という一段上の認知機能です
　＊物事を抽象的に理解するために欠かせない能力

　＊原始の世界においては、獲物の生息地域を推測したり

　＊弓矢のような武器を作るときなどに使われてきた

　（その発想は、メタ認知なしには生まれなかった）
　☆メタ認知がなければ

　＊「作業の進行度」や「自分のパフォーマンスレベル」のような

　＊抽象的な内容うまく把握できない

　☆問題を解決するには、意識的にメタ認知を起動させ

　＊プロジェクトの要点をつかむのが一番

　☆メタ認知を使ったフイードバック、多くの分野で応用が可能
　＊新たな仕事に取り組むとき

　＊ＰＤＣＡのチェックスムーズに進めたい時

　＊読書の理解度をあげたいとき等

　＊どんな悩みにも使える汎用性の高さが魅力

　＊その際「メタ認知の質問」を利用する

⛳人類は大人になっても遊ぶ必要がある
　☆状況が違っても「遊び化」のパターンは変わらない

　＊価値にもとづいたプロジェクトを決める

　＊ルールを設定し自分にフイードバックを与えればよい
　☆目的は、人生に遊びの感覚を取り戻す

　＊即ち遠くなった未来を現在に近づける
　＊このポイントさえ見失わなければ、どんな状況にも対応できる
　☆狩猟採集民の多くが老人になっても

　＊遊び心を保ちながら生きているのは事実

　＊私たちは、生涯を通じて遊び続けねばならない

　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　（敬称略）

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⛳出典、 『最高の体調 』より

遊び（数字の報酬・メタ認知効果）

（『最高の体調 』記事、ネットより画像引用）