タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月7日

2009年09月07日 | タカの渡り観察
サシバばかりが何故目立つ、、、、、

 天気はほとんど快晴状態、お目当てのハチクマはまったく渡りませんでした。出てくるのは渡りとは認められないハチクマ、それもA山やB山のはるか上、小さくてほとんど印象には残らないハチクマです。

 飛んでくるのはなぜかサシバ。と言ってもトータル5羽ですからたいした数字ではありませんが、タカ長観察地のシーズントータルが数十からせいぜい百羽くらいですから、これを思えばこの時期にサシバが5羽と言うのは大きな数字と言えなくもありません。



 その中の1羽は近くを飛んでくれました。北東方向から飛来してきてイカルなど小鳥がよく止まる木の近くを左側に羽ばたきながら飛んでいましたが、何を思ったのか急に方向を変えてタカ長の頭上へ、、、、、、。
 感覚的には7倍の双眼鏡の視野いっぱいまで近づいてきました。胴体や翼の模様はもちろんですが、喉のところの縦線もハッキリ見えました。

 カメラは車の中、せっかくのチャンスを逃したと撮影はあきらめましたが、二位の方に肩を押されてしぶしぶカメラを持ち出して撮った写真はご覧の通り、はるか高く高度を上げたあとですから大写しは出来ませんでした。



 逃がした魚は大きい、と言いますが、本当はタカ長カメラを準備していても速写性にかけるカメラですからきれいには撮れなかったでしょう。タカ長にはこのように小さくてピントのおかしな写真があっていると言うことです。



 今日は久しぶりにアニマ君が来てくれたので、彼が白樺峠で撮影したサシバの写真を紹介します。今日の個体はこれよりも白い個体でしたからしっかりと撮ることが出来たらきれいな写真になっているはずです。残念でした。

今日の結果

  9月7日   晴

    観察者    タカ長 ジューヤク トビ吉 二位の方 アニマ
    観察時間   8:00-15:30

      サシバ         5
      ノスリ         1

 小さな数字ですが、ここにハチクマが記録されないのは何となく変な気がします。今秋の渡りはサプライズがなくて、ある程度の数字が記録されるのは10日以降になるのでしょうか?