タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月16日

2009年09月16日 | タカの渡り観察
ハイシーズン到来まじかを予感させる渡りが続きました

 朝は一点の雲もない観察地。

 早い時間からA山の左稜線から3羽のハチクマが飛び立ち水苔池の方向に渡って行きました。時間的に見て塒だちと思われるハチクマです。
 しばらくおいて50番鉄塔の前、山抜けで上がったハチクマを追っていたらいつの間にか数羽のタカ柱(?)になり帆翔しながら少しずつ西方向へ移動していきました。



 写真では良く見えませんがこれらはすべてハチクマです。今日も度々カラスが団体で出ましたがこの中には入っていません。やっと出来た小さなタカ柱です。



 その群が山を越える前にA山のほうからやって来た数羽のハチクマが合流して次々と山を越えて行きました。待ちに待った渡り、やっとそれらしい、最盛期到来間じかを思わせる渡りが始まりました。

 そのほかにも窓ヶ山方面で柱が出来たり、王道コースを7羽のハチクマが流れてきたり、、、、、、やっとそれらしくなってきました。


今日の結果

  9月16日    晴

   観察者    タカ長 トビ吉 ジューヤク 二位の方 コリ吉
   観察時間   8:00-17:00

     ハチクマ          128
     サシバ            1
     ノスリ             4
     ツミ              5
     ハイタカSP  西向き    1


 今季初めての三桁です。季節がめぐってくれば渡って来るのですね。


ノビタ君がやって来た

 観察前に観察地の前の斜面を見ていたら小さな鳥がブッシュの中を動きました。見るとコサメビタキ。今季初めての対面です。

 その斜面の方を見ながら準備しているとノビタキが飛んできました。コサメビタキはタカ長カメラの射程外でしたが、ノビタキは何とかなりそうなのでカメラを持ち出しました。



 ご存知のようにノビタキは枝先に出るので何とか証拠写真だけはゲット出来ました。これだけ撮れればタカ長としては御の字です。



 ノビタキは2羽。この木の上でしばらく休んだあと観察地の北側に向けて飛んで行きました。

 次にはエゾヒタキを待つことにします。小鳥たちの渡りも本格的になってくるのでしょうか?やっと観察地に通うのが楽しくなってきました。