タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月14日

2009年09月14日 | タカの渡り観察
ハチクマが たった3羽で 盛り上がり
              泣かず飛ばずで 今日も終わりぬ


 今日も飛んでくれません。

 昨日は渡りをしないハチクマが何度も出ましたが、今日はそのハチクマもあまり出ません。飛んでいるのはカラスだけの状態です。

 東のほうから、この観察地の王道コースに3羽の鳥が見えても、どうせカラスだろうと誰も相手にしなかったのですが、、、、、よく見ると、、、、、

 「違う、違うハチクマだぁ!」
 「カメラ、カメラ!」
 「カメ吉さん、早く、早く」

 観察地は大騒ぎになりました。



 もちろんタカ長もカメラを取り出して撮影開始。

 この観察地の王道コースは写真的には初心者コース。このハチクマたちはゆっくりと帆翔してくれるのでシャッターを押すチャンスはいくらでもあるのですが、、、、



 このとき空は曇り状態で、どこを飛んでも逆光になり、ハチクマはシルエットに見えるだけです。



 このような写真でもバックが秋らしいウロコ雲ならそれなりの写真になるのでしょうが、、、、、、

 なかなか思うように飛んでくれません。

 それはよいのですが、それが最初で最後の盛り上がりで午後はほとんど飛びませんでした。


ハチクマが  たった3羽で  盛り上がり
             泣いてぼやいて  今日も終わりぬ

 になってしまいました。いつになったら本格的な渡りが始まるのでしょうか?

今日の結果

  9月14日   曇

    観察者    トビ吉 ジューヤク タカ長 二位の方 カメ吉
    観察時間   8:30-16:30

      ハチクマ          16
      ハイタカSP   西向き  1

 例年の流れから大きくはずれているわけではないのですが、しかし、気持ちの上ではそろそろ三桁の渡りを期待しています。そのためこの数字では「ぼやき節」になってしまうのです。

明日こそ 明日こそはと 通いつめ

 と言うことになりそうですね。