タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月22日

2009年09月22日 | タカの渡り観察
雨の日は渡らない???

 今日の観察地。弱雨のち曇り。観察に適した天気でないことは確かですが、それでもタカ長観察地には7名が集まりました。こんな天気に???と思われる人がおられるかも分かりませんが、この人たちは渡りが分かっている(?)人なのです。奇人でも変人でもありません。

 初心の頃「雨の日は渡らない」と先輩から教えられました。しかし、その先輩の言葉が怪しいことをすぐに体験しました。

 今日よりもはるかに天気が悪い日にタカ長観察地で、車の中で雨を避けているときに50+のハチクマがA山方向の、不気味なほどの黒い雲に向けて飛んでいくのを観察したことがあります。その数は観察地のすぐ近くを飛んだハチクマの数で、雨で見えない視界の外をいくら飛んだのか数える方法はありませんでした。あの時はかなりの数のハチクマが飛んだはずです。

 雨の中で傘を差してA山の斜面を帆翔していくハチクマを見たこともあります。同じように傘を差しながら王道コースを次々と渡ってくるハチクマを観察したこともあります。

 雨が強くなったためか観察地の前の木に止まって休み、雨が小降りになったのをみて一生懸命羽ばたきながら眼前を飛び立っていったハチクマも見ています。そのような雨中での渡りを何度もみていますから、今日も観察地に出かけたのですが、、、、、



 まったく飛んでくれませんでした。1羽も飛ばないのは天気だけが原因ではなくて在庫不足なのではないでしょうか?



 観察地の前のススキの穂も心なしか重く感じられます。明日は天気が回復するようですから、小さな渡りが見られるのではないかと期待しています。



 このグラフで見るように昨年の今日は700飛びました。昨年との比較を考えるとこの700が今日はゼロですから明日以降たくさん飛んでくれないと今年の記録が少なくなります。

 明日一日でこの不足分を取り返すことは不可能ですから、24日から月末、さらに10月初旬の渡りに注目することになります。

 タカ長がベトナムに出かけ観察者の数が少ないときにドカッと出るのでしょうか?

 過去の大当たりの日は観察者が少ないことが多かったのです。今シーズンも同じようなことになるのでしょうか?

今日の結果

  9月22日   弱雨のち曇り

    観察者    トビ吉 ガミーネ タカ長 カメ吉 ジューヤク カンヌシ コリ吉
    観察時間   7:30-15:30

       タカの渡りを認めず

 このような日があるのがタカの渡りです。

 予告していますようにタカ長は25日からベトナム旅行に出かけます。24日にはこのパソコンを入院させてグレードアップをはかるためにブログの更新は明日23日までになりそうです。留守中はホームページでの数値速報だけになりますがご容赦下さい。