タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

嬉しいニュース

2010年06月20日 | 韓国情報
祝;キム・ソンヒョン博士誕生

 韓国から嬉しい電話が入りました。

 我らがキム・ソンヒョン研究員が博士になった旨の電話です。



 彼は順調に野鳥の研究者としての道を歩んでいます。年齢を考えると平均より上、先を行っている感じです。第一義的には彼の力が優れているのですが、彼は人柄も良いので多くの人たちに引き上げてもらっている一面もあります。人柄もまた彼の財産、このまま研究者としての道を歩んでくれるよう願っています。



 彼とは2003年、彼が学生時代(修士課程)から付き合っていますから、タカ長としても人事ではないのです。私は彼のことを韓国の息子気分でいますし、彼もまた私たち(タカ長や私たちの仲間)を日本のお父さん、お母さんの気分でいます。


 
 博士になったら広島のお好み焼きを食べながら祝賀会をしよう、と言っています。

 偉くなると彼も忙しくなるでしょうからいつ広島に来ることが出来るか不明です。もし来広の機会があれば、ささやかでも皆でお祝いの膳を囲みたいと考えています。

ハッキリしない天気なので、、、、

2010年06月20日 | 韓国情報
朝から写真の整理(?)をしています

 今春韓国に行ったときたくさんの写真を撮りました。デジカメ時代の有難さか???それとも弊害か???

 写真を撮りすぎてどのように整理して良いのか分からない状態、と言ってよいのかも分かりません。そのようにたくさんある写真のうちコンデジで撮った最初の部分を整理しました。

 メインはインチョンの「国立生物資源館」の写真です。

 ここで撮った写真を見ながら、、、、、だんだん、、、、腹立たしい気持ちになりました。ここの展示物が充実しているのです。そのことは結構なことで、そのことに腹を立てているのではありません。

 日本のその種の施設とついつい比較して、私たちの国の展示が劣るから腹立たしい気持ちになるのです。インチョンと言えば韓国の首都圏、そこにある国立の施設だから充実していて当たり前と言うことはできます。しかし、韓国には地方にも素晴らしい施設がたくさんあります。しかし、タカ長の住む広島は政令指定都市で、一応の都市のはずですがこの種の施設(自然史博物館)はまったくありません。どこかの施設の一室を借りた、間借りの施設さえありません。

 そのことが頭をよぎると、本当に腹立たしい気持ちになるのです。

 韓国も日本も同じような国です。韓国が産油国でオイルマネーがふんだんに入ってくる、と言うようなことはありません。人口は日本の1/3で、当然経済規模も日本より小さい国です。しかし、この種の施設について言えば、日本は間違いなく韓国に負けている、と言わざるを得ないのです。だから腹立たしい気持ちになるのです。

 タカ長には世の中の裏は分かりませんが、しかし、日本は金の使い方、予算の使い方を間違っているのではないか、といつも感じています。



 展示室の入口の展示です。かつては韓国にも虎がいました。そのことを思い起こさせる展示なのでしょうか?



  このような展示はどこにでもある展示ですね。数は充実しているようですが、、、。



  私たちもゆっくりと見学させて頂きました。



 タカ長には目を見張るような光景でした。

 この子たちは学校からの見学できている団体ではないようでした。親に連れて来てもらったのでしょうが、真剣な目で水生生物を見ています。タカ長はこれまで何度も、いろいろな施設を見ていますが、感覚的に言うと日本より子どもの入館者が多いようです。この写真のような光景は日本では見たことがないので、目を見張る思いがしたのです。



 子どもたちだけではありません。私たちのメンバーも図鑑を取り出して現物と照合したり、、、、真剣に展示物を見ています。貧弱な展示だとそのようなことをする気分にならないはずです。



 もちろん野鳥関係の展示ばかりではありません。そのすべてを見るには時間が足りませんでした。私たちは生物資源館の一部だけ見て帰ったと言うことですね。

 ここの展示物はもう少し紹介するつもりです。

 今日はここまで、、、、次を楽しみにして下さい。