タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今春の記録を分析すると、、、、

2010年06月24日 | タカの渡り観察
無駄な努力をしていたのかなぁ???

 6月18日の画像が悪いのであらためて紹介します。今日の画像は少しは改良されているはずです。



 昨日も紹介しましたように、このところのタカ長観察地には多くのメンバーが訪れます。観察する目の数はこれまでより多くなっています。

 そのため今シーズンは昼食時間も早番と遅番に分けて昼食時間中の観察を強化したつもりでした。

 しかし、今年の結果をグラフに落とすと上のように、今年の春は12時台に記録されるハチクマの数が極端に落ちています。

 左側のグラフは2009年春のものです。この年は昼食時間を特に意識していませんでした。昼食を採りながらも空を注視している、と言うような観察の方法でも12時台の落ち込みは多くありません。



 もう少し前のグラフです。左が2007年、右が2008年。

 2007年は落ち込みは認められません。

 2008年は昼食時間に記録されるハチクマが一番多くなっています。

 と言うことは昼食に時差をもうけて観察しても結果は変わらない、と言うことなのでしょう。

 昼食中でも空を見ているわけですからハチクマが飛んでくれば誰かが見つけます。多くの観察者がいっせいに空から視線をそらすことなど考えられません。弁当を食べながらでも皆さん空を見ているのです。

 たしかトビ吉おじさんの発案で始めた昼食時間の時差ですが、少なくとも今春の結果を見る限りまったく意味がありませんでした。(これまでのような採りかたをしているとこれ以上に落ち込みが大きくなっていたはず、と言えないこともないでしょうが、、、、、、)

 この秋からどのように対応してゆくか???

 それは観察地の皆さんのお心のままに、、、、、

 タカ長はマイペースで腹が減ったら弁当を採らせて頂きます。

 このことは渡り調査の本題とは関係ないことですが、データを積み上げていくとこのようなことまで見えてきます。
          面白いですね。


 皆さんのところはどのようにされているのでしょうか???