タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~11月4日

2010年11月04日 | タカの渡り
またまたノスリが飛び出した

 今日も快晴。終日観察地の上に雲は見えませんでした。

 観光旅行なら最高の天気ですが、タカの渡り観察では少なくとも「最高の天気」だとは言えません。遠くで見つけた帆翔しているタカをシッカリ確認する前に双眼鏡の視野から消える、と言うことが何度かありました。

 そのような一日でしたが、なかには観察地より低いところでノスリが現れ、羽ばたきながら目線の高さを飛び去るもの、観察地の上を西に渡っていくものが何羽もいました。

 今日も午後に現れるノスリが多くいました。そのようなノスリは写真的には順光のなかで見ることが出来るのでカメラマンの人には条件が良かったと思います。



 観察地の上に現れたノスリ。色づき始めたサクラの葉と一緒にとってみました。



 午後、東側から観察地を目指して飛んでくるノスリ。遠くの点だったタカがだんだんと近づいてくるのを見るのは渡り観察の醍醐味ですね。





 太陽に向けて飛んでくるノスリ。午後は色温度が上がって赤みを帯びた写真になります。こうなると「COMMON BUZZARD」ではなく「GOLDEN BUZZARD」と言わなくては、、、、などと話しながら観察を続けました。



 朝から穏やかな天気。観察地のキツネは明るい太陽の下を堂々と歩いています。キツネは夜行性ではなかった???

今日の観察結果

11月4日     快晴

   観察者      ジューヤク タカ長 トビ吉 ひげじい ほか会員外のサポートあり
   観察時間      ¥8:00~16:00

       ノスリ               50
       ツミ         西向き   12
       ハイタカ      西向き    1
                  東向き   13
       ハイタカSP    西向き    3

   東向きハイタカの爆発も収束したようです。それと時をあわせるようにノスリが現れました。

   東向きハイタカとノスリは同じ道を飛びたくない、と考えているような結果です。

   もちろんそれは単なる偶然なのですが、、、、、、。