タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~11月10日

2010年11月10日 | タカの渡り
結局おさまるところにおさまるようですね

 朝は厚い雲。出勤するのが辛いような天気でしたが、時間の経過とともに天気は回復しました。



 紅葉が目立つようになったB山。邪魔な電線が翳ったときに撮影しました。「光を選べ」とは昨日の写真教室の先生のことば。雲の動きが激しいときは撮影のチャンスはあるようですが、そのために観察地に立っているのではありません。

 今日の本命はナベヅル。本当に本当にその気で待っているのですが、今日も現われませんでした。



 天気が回復した午後現われると写真的にも良いと、過去に実績のあるB山の右の方を皆で注目していましたが、、、、、野鳥たちはタカ長たちの思惑通りに飛んでくれません。



 観察が終わりに近づくころツミが現われました。タカ長の上を飛んでくれましたがタカ長カメラでは仕留めることが出来ません。毎度同じコメントですがタカ長のウデでは仕方ありませんね。

 観察もいよいよ最終コーナーです。この金曜日までの予定です。

 それまでにツルが飛んでくれることを願ってやまないタカ長観察地のメンバーです。

今日の観察結果

11月10日     曇りのち晴

    観察者     タカ長 ジューヤク トビ吉 ひげじい カオウ コリ吉
    観察時間    8:00~16:00

        オオタカ         西向き  1
        ツミ            西向き  4
        ハイタカSP        西向き  1

  東向きハイタカであれほど混雑したB山稜線もウソみたいに静かになりました。野鳥たちの世界には電波時計もカレンダーもありませんが、しかし、時が来ればおさまるところにおさまるのですね。

  渡り記録としては上記の6羽ですが、渡り不明のハイタカは何度も出ます。タカ長観察地の近くでの越冬を決めたハイタカがいるのかも分かりません。観察地の東側遠くでは何度かノスリもみえました。これもまたこの近くに居ついたのかも分かりません。

  そのようなこともあって数字以上には賑やかな観察でした。(と言うことにしておきます)