タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

海峡を渡る鳥たち~2

2010年11月18日 | タカの渡り
朝日を受けて飛ぶハチクマ

 先日のブログで朝日に向かって海峡を渡っていくハチクマを紹介しました。今日もハチクマの紹介です。



 釜山に限ったことではありませんが、海峡を渡るハチクマの飛び立ち時間は内陸部より早いようです。タカ長たちが観察を始めるのは6時頃になりますが、その時間に観察地に行く前に海峡に飛び出してゆくハチクマを見たこともあります。

 釜山の観察地に行くには私たちが滞在しているナンポドンからタクシーで太宗台公園入り口まで行き、そこから30~40分歩くとになります。その歩きが目覚めたばかりの体には結構きついので、6時前に観察地に着くことはまぁ不可能だと決めています。



 ハチクマが多く渡る日には観察地に着くと同時に飛び始める感じになります。観察準備、カウント、汗の始末などなど忙しい一時を過ごすことになります。



 観察開始がいくら忙しくても、観察地に着くと同時に飛び始めるほうが大歓迎であることは言うまでもありません。観察準備を済ませ、汗の処理もすませて周りを見渡しても1羽の鳥も飛ばない、その時間が30分も1時間も続くといらいらしてきます。朝がラッシュアワーで、、、6時台がゴールデンタイムであることを知っているタカ長としては、朝1時間飛んでくれないのは拷問を受けるようなものです。

 そのことを考えたら観察地に到着早々肉眼で忙しく数えることは嬉しいことなのです。



 今日の写真は2010年5月11日に撮影したものです。

 同じように6時台に撮影してもハチクマが赤く見えているものと、あまり赤くない日もあります。光線状態が微妙に違うのでしょうか?



 この時間はとくに近くを飛ぶハチクマが多いので、赤富士ならぬ「赤ハチクマ」を撮影するにはこの観察地は良いところかも分かりません。タカ長は撮影のために行っているのではないので、カメラマンの目でハチクマを見たことがないのですが、ここは春のハチクマを撮るには良いポイントだと思われます。

 ちなみに上の写真は270ミリで撮ったノートリ画像です。太陽が高く上がっていないのでこの時間は翼の裏が影になることが多いようですね。そのような時はどのように撮れば良いのか、カメラ専門でないタカ長には分かりません。



 このように横から光が当たり、バックの雲の赤味がもう少し強いと良いのですが、、、、、。

 そのような絵に描いたようなチャンスはなかなかないのでしょう。

 これからも2010年5月に釜山で撮ったピンボケ写真をあつかましく紹介させて頂く予定です。

 期待して頂いて良いのか悪いのか分かりませんが、、、、、、。