タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月18日

2011年09月18日 | タカの渡り
相変わらずの蒸し暑さ、、、

       

 雨は上がりましたが、、、、、いつ降りだしてもおかしくないような今朝の観察地。

 まぁ、とりあえず行ってみるか、、、と言った感じで出勤してみました。

 観察地のまわりはどんよりとした空気がベタッと肌にくっ付く感じで、早朝飛んだのはハチクマの幼鳥が1羽だけ。B山の上からA山に向けて一生懸命羽ばたきながら飛んで行きました。朝練としては良い条件かも分かりませんが、渡りとしてはどう考えても条件が悪いようで、その後まったく飛ばなくなりました。

           

           

           

 観察地の東側の山に貼りついた雲も動かなくて、、、、、。

 そのようなときにタカ長の古い鳥友(年齢はタカ長よりずいぶん若いのですが、、、)が訪ねて来てくれて、いろいろな話に花を咲かせていました。観察者は4名も5名もいるので、そのかん観察が留守になることは無いのですが、飛ばないものは飛ばない、渡らないものは渡らない、と言った時間が過ぎてゆきました。

 飛び始めたのは居つき組み。しかし、その中にはあまり見覚えの無いようなハチクマもいて、、、、渡りとして記録してよいのか悪いのか分からないまま記録できないでいました。カラスを思わせるような黒い個体が2羽くらい現れたり、、、。空気がよどんでいるからハッキリとした渡り個体に見えないのか、とにかく最初の段階ではわけの分からない動きをするハチクマが何羽もいました。

 そのためタカ長以外の人も渡りとして断定できなくて、、、、、最初に居つきとしていた中には渡ったハチクマが居たかも分かりません。

      

 観察地の前の電線にサンショウクイが1羽止まってくれました。

 サンショウクイと言えば山口県小野田市の竜王山では9月初旬に、一日に300羽とか400羽の渡りが記録されるとか、、、、。

 その情報は山口県の鳥友から得ていますが、そのサンショウクイを撮りに行った友だちも観察地にきてくれて、そのときのようすを直接聞くことが出来ました。

 竜王山の渡りは朝の6時から10時までだとその友だちは言っていました。そのふもとには1泊3000円で素泊まりできる温泉も出来ているとか、むかしのタカ長ならすぐに行っているでしょうが、老母をかかえて足が重くなっているいまは行くことは難しいようですね。

 タカ長は14時に観察地を離れました。

 その時点ではハチクマが35羽、サシバが1羽でした。

 17時前に雨が降ってきました。雨と雨の間の観察としてはまずまずの数字かも分かりません。

 東のほうの天気もしばらくは回復しそうにないので、大当たりになるのは週末以降になるのでしょうか?