タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

今日の観察~9月26日

2011年09月26日 | タカの渡り
峠を越えたわけではないはずですが、、、、

       

 朝は曇り。例によって風はなし。

 昨日はタカ長が帰ったあと400羽ちかく出たので、、、、つまり午後遅い時間に出たので、今朝のねぐら立ちを期待していつもより早く観察地に出かけました。

 結果としてはそれも正解だったと言えます。数は多くはありませんでしたが、確かに観察地の近くを飛ぶハチクマを見ることが出来ました。近くにねぐらをとっていたことは間違いないようです。しかし、タカ長カメラの射程距離を考えると、、、、、やはり無理みたいでした。本当に何故か観察地の上を飛ぶハチクマが少ないですね。

            

 近い個体は低くて、止まり木の尾根の向こうに消えてしまって、それが帆翔して高度を上げるときには写真的には遠くなって、、、、。

 なかなか思うように飛んでくれません。

      

 それは仕方ないとしても、近いと思われるものはほとんど単独飛行、これでは絵になりません。と言うことで今日は嘆き節ばかり、、、、、。

      

 これはタカ長観察地では観察されることが少ないサシバです。2羽現れましたが、、、その2羽がワンショットに入ることもなく観察地の東で高度を上げて行きました。この距離でもこの中に数羽でもいてくれればそれなりに絵になるのでしょうが、、、、、。

 今日飛んだのは朝の早い時間だけでその後は止まってしまいました。今シーズンのハチクマの総数がこの時点で約2500、例年通りの数が今年も観察されるとしたらやっと半数を過ぎた程度です。まだまだ飛んでもおかしくはないのですが、雰囲気的には峠を越えて落穂ひろいの段階に入ったような、、、、、、。

 そんなことはないですよね?まだまだこれからひと山ありますね???

 このまま終わると印象の薄い寂しいシーズンになります。何ごとも思うようにならない渡りの世界ですが、、、、、一度だけでもよいから感動的なドラマを期待しているところです。

            

 観察地のまわりでヒタキ類が目につくようになりました。止まり木に止まってフライイングキャッチしているところも観察できました。

 近くのサクラの木にも来ているようですが、、、見つけるのが遅くていつも逃げられています。

 これはサメビタキなのかエゾビタキなのか、タカ長の目では確認できませんでした。ノビタキはまだ確認していません。そろそろやって来るはずですが、、、、、。