私たちが平素歩いているのはいわゆる「藪山」です。
私たちのまわりの山には、顕著な岩峰もありませんし、そこにいたる岩稜をもった山もありません。
写真に撮っても「山岳写真」といえるような山もありません。
若いころはこのような山が嫌いでしたが、だからと言って遠くの、山らしい山に行く機会もあまりなくて、そのような藪山を仕方なく歩いていました。
その頃、、、「このような山を歩かせたら、中央の山らしい山ばかり歩いているヤツには負けない」と強がっていましたが、、、
半分以上は負け惜しみだったようです。本当はいつも、山らしい山を歩きたかったのですから、、、、、。
今日の写真は先日歩いた、安芸の宮島の三つ丸子山のものですが、この山では久しぶりに地図の助けを借りて歩きました。
山歩きに地図はつきものですが、最近は老眼がすすんで、山を歩いているときに地図を見るのがつらくなって、、、、
それに、、、、、道がシッカリしていて、地図を見ることが少なくなっているのです。
写真では分かりずらいのですが、先日の山ではとつぜん道が見えにくくなっていたり、ルートが錯綜したところがあって、、、、
チョッと面白い山あるきが出来たのですが、、、、、
本当は事前に想定したほどの難コースではありませんでした。藪山歩きを続けてきたものとしては、たまには難コースを歩くのもいいような、、、
そんな気がしますが、でも、健康登山としてはルートを探すために労力を使いたくないような、、、、
やはりこの歳になってはわざわざ難コースを選ぶ必要はないのでしょうか?
若いころのような山歩きをして、迷ってしまえば笑いものになりますから、、、、、、。