タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

本当の2軍歩き

2020年05月22日 | 山歩きから
    

仲間たちとの山歩きの日です。目的地は広島県北の臥竜山です。

しかし、参加のリクエストがなくて、今日もタカカノと二人だけの山歩きになりました。

臥竜山と言えば、広島では探鳥地としても有名で、熱心に鳥を見ているころ6週連続で通ったこともあります。

この車を置いた所にシートを敷き、仲間たちとおしゃべりしながらアカショウビンなどの夏鳥が飛んでくるのを待ったこともあります。

今日は二人だけの山歩きなので、鳥を捜しながら歩き、スタート地点に帰ってから1~2時間鳥の出現を待つつもりでした。

しかし、今日は鳥が現れるような雰囲気も無かったので、予定のコースを時計回り回ったあと、早々に山を下りました。

    

林道を歩きながらアカショウビンの声は聞きました。

しかし、姿は見えず、他の鳥も見ることが出来ませんでした。

鳥を見るためにこの林道を歩くのは久しぶりのことですが、今日は鳥が少ないように思いました。

最近行っていないので、今日この時間だけ少なかったのか、最近は夏鳥の飛来が少なくなっているのか、そのことは分かりません。

    

林道の終点からブナの森に入り、チョットだけ遠回りする感じで頂上を目指しました。

この間も鳥の声が少なくて、意外な感じでした。

    

ほどなく、誰もいない山頂へ到着。

鳥のほうは期待はずれでしたが、緑がきれいで、何より足にやさしくて、いい山歩きでした。

    

林道にはカメラをかまえてアカショウビンなどの出現を待っている人が何名かいましたが、山の中は誰もいません。

貸し切り状態です。

    

登山だけ考えると物足りない数字ですが、2軍歩きとしては最適かも分かりません。

ここにはブナの森が残っていますし、野鳥などの自然も豊かです。

そして何より急登がありません。ポンコツ登山隊としては、このようなコースを数多く見つけておく必要がありそうです。