タカ長のタカの渡り観察

タカが好き、山が好き、花が好き、心はいつも旅もよう。日々移ろいゆく心もようを綴るナチュラリストのつぶやきです。

秋になったから

2016年10月14日 | 山歩きから
仲間たちとの裏山歩き、本日の参加者は7名でした。

天気が良いのに参加者が少ないのは、わがグループの本隊が四国の剣山に行ったからです。

ということは、本日裏山を歩いたのは、、、残りもののカス???

ではありませんよ。わがグループが誇る健脚もタカ長と一緒に裏山を歩きました。

    

いつものように、、、、と言っても久しぶりですが、、、

中国自然歩道を歩いて荒谷林道に出て、そこからアスファルト道を歩いて大杉集落まで歩きました。

ここまで往復すると16,000歩を超えるので、夏のあいだは暑いので途中で引き返しているのです。

しかし、いまは秋、気温も下がって来たので久しぶりに大杉集落まで足をのばしたわけです。

    

何ヶ月のご無沙汰だったか記憶していませんが、おそらくこのアジサイがきれいだったころから来ていないはずです。

いまは、、、もちろん、アジサイの季節も終わり、この近くにある柿も色づいていました。

    

この赤い屋根の家には人が住んでいるような、いないような、、、、

ここは私たちの団地から歩いて行ける「過疎地」なのです。いや、消滅した集落と言ったほうが適切なのかもわかりません。

    

近くの田畑は荒れて、そのうえをイノシシが掘りかえし、、、

ここだけ見ると無人の集落みたいです。

    

小さな田もありますが、そこはイノシシ除けのネットや金属製の垣にかこまれています。

そこへ町から村人が通ってきて耕作しているのでしょうが、、、

    

野生動物との戦いは休みなく続いているはずです。

何年か前に、この近くでタケノコを採らせてもらったことがありますが、今はほとんどすべてイノシシが食べてしまっているようです。

もし、収穫できるとしたらイノシシの食べ残し、ということですが、、、、

そのようなことはまずないようです。

    

私たちの裏山歩きもこれから「秋冬ヴァージョン」になります。

これから〇〇茸のシーズンになるはずですから、尾根を歩くことが多くなるでしょうが、、、

わが裏山は見た目より体力的にきついので、軽めの山歩きのつもりで大杉集落を目指すこともあります。

軽めの裏山歩きと言っても1万六千歩を超えるのですから、楽とは言えないかもわかりませんね。


こんな写真が、、、

2016年10月13日 | 今日の一枚
毎日同じような生活をしているとブログのネタに困りますね。

本当は、このようは平凡な、波風のない生活が続くことはとても幸せなことですが、、

そしてそこに素晴らしいブログのネタを見つけるのが本当のブロガーでしょうが、、、

万事に平凡なタカ長はいつもネタに困っています。

    

困った挙句とりだしたのがこのような写真です。

山口県の角島で写した、、、、と言いたいのですが、、、本当のところは、、、

偶然に撮れてしまったハイタカの写真です。

タカ長のウデと例のキャノンで、何かのはずみにこのようなものが撮れることもあるのです。

    

ハイタカを撮るのなら角島、と宣伝したいところですが、、、、

そうそう軽々に宣伝できない事情もあります。

佐世保でお近づきになったホークウォッチャーのブログを見ると、撮影場所は紹介されていません。

諸般の事情を考えたら彼の考え方が正解だと思われるので、、、

タカ長が撮るようなピンボケ写真でも撮影場所は公開しないのが正しいのでしょう。

悲しい現実ですね。


今朝の夢

2016年10月12日 | 日々雑感
  

これは今朝の天気予報です。町の天気も山の天気も晴れ予報です。

昨夜の予報も同じように晴れ予報でした。そのため、、、、

このようにガンガンに晴れたら、近くの山に登ってノスリの飛来を待つつもりでした。

しかし、今朝、、チョッと寝坊して6時のサイレンで目を覚まし、カーテンを開けたら一面の曇り空でした。

天気予報とはイメージの違った朝でしたが、、、

    

部屋から見る東の空は朝焼け。山のことはしばらく様子を見ることにしました。

それにしてもこの朝焼け、チョッとドラマチックですね。

夕焼けは晴れの予報、朝焼けの日は雨、、、というようなことを子どものころ言っていたような???

    

さて、今朝の夢です。

タカ長はどこか遠い国を旅していました。ヨーロッパみたいでした。

そこできれいな花を見ていました。その花は球根から咲く白色にピンク色をさしたような花でした。

どこか遠い国からやってきたその花が、代を重ねているあいだに、球根からではなくて受粉によって子孫を残すようになり、、、、

そのようにして生まれた花は球根から咲いたものよりひとまわり小さくて、、、

その花も近くに咲いていました。

これは面白い、もっと研究しないといけない、、、、といってもそこは遠い国、、、、

タカ長は困っていました。

    

その現場に行くときに鳥も見ました。ホオジロでした。

しかし、ホオジロの仲間も何種類かいて、、、

その中には金髪のリーゼント、、、、というような鳥もいました。

そのような夢を見ていたら6時のサイレンがなりました。

もし、サイレンが鳴らなかったら、、、

そのような面白い研究をしたタカ長が〇〇賞を受けていたかもわかりませんね。

今朝の夢はチョッとだけアカデミック(?)な夢でした。

先日紹介したような、友だちにラーメンのチャーシューを1枚多く入れてもらうようにねだる夢よりはいいのでは?

この時間になって日が差してきましたが、一面の青空にはならないので、今日の山はキャンセルです。

今日行ったら5連チャン、6連チャンになりそうなので、たまには家でのんびりするのもよいでしょう。


山と滝と、、、

2016年10月11日 | 山歩きから
仲間たちとの裏山歩き、今日は月例といって弁当持参の山歩きです。

そのコースはいつもと違って観音寺をスタート・ゴールとした、日常的には使っていないコースです。

その観音寺に着いたら、、、

    

目の前に四国の石鎚山が見えていることを誰かが見つけました。

広島湾の島の向こうに、思ったより近くに見えました。

石鎚山は広島からときどき見ることが出来ますが、その日は晴れていることは少なくて、今日のような曇りとか、雨の後とか、、

そのような日に見ることが出来るようです。

    

このコースは距離は短いのですが、最初から急登、、、そしてコースの最後は深い森を歩きます。

それがこのコースのウリですが、今はこのコースを使う人は少ないようで、、、

そのこととは関係ないのでしょうが、雨のため表土が流され、石が露出して歩きにくくなっていました。

    

それでも深い森の中を登るのは快適、、、、、といいたいのですが、、、本当は少々疲れました。

そのようにして山上の古刹極楽寺に着きます。

    

ここからはいつものように展望台に行ったら、、、、

    

ここからも石鎚山を見ることが出来ました。そして、、、、

    

光る海、、、、、ですが、今日は曇り空なのでこのようなものしか撮ることが出来ません。

ここからいつもの展望広場に直行したら昼食には早すぎるので、このところしばらくご無沙汰している巣丸の滝に行きました。

この滝は私たちの団地から見ると尾根の向こうにある滝、そのためいつものコースを登ると時間的に無理が出て、行く機会は案外少ないのです。

今日は時間があったので行きましたが、、、

本日のコースは思った以上にきつくて、久しぶりに空腹を感じながらの山歩きになりました。

そのようにして着いた巣丸の滝の写真をならべます。

    

    

    

    

小さな滝ですが、今日は水量もあってそれなりに立派に見えました。

このように滝らしく写すことが出来たのは今回が初めてかもわかりません。

本日のタイトルの「山」とは石鎚山のこと、、、、、そして、、、

「滝」とはこの巣丸の滝のことです。

滝といえば紅葉でしょうが、残念ですがこのまわりには落葉樹は少なく、紅葉の写真を望むことは不可能です。

それでも、滝が少ないこの極楽寺山では、これでも貴重な滝なのです。本当に、、、、、。






天高く、、、

2016年10月10日 | 山歩きから
秋らしくなりました。

天高く馬肥える秋、というのはこのような天気のことでしょうか?

タカ長の9月はハチクマなどタカの渡りに軸足を置いているような生活ですが、、、

さわやかな秋はやはり山歩き重視の生活になりそうです。

    

今朝も相棒に誘われて裏山へ。

これからの時期は遠出も楽しいのですが、相棒もタカ長も、そしてほかの仲間も、、、

皆さん忙しい人なので一日中山歩きする時間をとることは難しいのです。

その点ではわが裏山は最高の山、半日歩けば1万歩にはなるので、運動量からいっても有難い山なのです。

    

今朝はいつもとは違うルートから向山を撮ってみました。

いつもより早めに山に入って、速めに下山してくる裏山歩きでしたが、適当に風もあって最高の気分で歩くことが出来ました。

そして午後はお客様、、、、、

    

といってもクロちゃんです。

そのクロちゃんと佐世保の土産話をして喜んでもらいました。

この時期に来年のことを言うのは早すぎるのですが、、、、

来年行くことがあればここに写っている志々伎山に登りたいと考えています。

山歩きとしては、天高く馬肥える秋に登りたいのですが、タカ長の下心としては、ハチクマの季節に登り、、、

平戸島から海を越えて上五島に渡ってゆくところを自分の目で確認したいのです。

青空をバックに渡ってゆくタカを見てもロマンを感じますが、青い海をバックに飛んでいくタカを見ると、それとは別のロマンを感じます。

それを見たいのですが、、、、

そのためには健康、一年一年が勝負の後期高齢者としては、日々健康に注意してその日を待ちたいですね。


団地の秋祭り

2016年10月09日 | 日々雑感
今日は団地の秋祭りでした。

神輿を奉納するのはタカ長が子どものころ遊んだ氏神様ですが、、、、

そこまではチョッと距離があるので、団地の神輿3台のうち1台が代表として氏神様まで行きます。といっても途中は車です。

つまり「キセル乗車」みたいなものですね。

タカ長カメラマンはそこまでは行かなくて、団地内で写真撮影しました。それは良かったのですが、、、、

帰宅して、いつも使っているノートパソコンに画像を取り込もうとしたら、全部が取り込めなかったり、取り込んだ画像が壊れていたり、、、

そこで二階のデスクトップに取り込んだらうまくいきました。

何かトラブったらお手上げのタカ長、今日は2台目のデスクトップに救われた感じです。

そのようなトラブルがあった今日の画像を大急ぎで処理しました。

    

団地の公園で出発式をして、3台の神輿がそれぞれの町内に向けて出発。

タカ長はいつものことですが、自分の町内の神輿についてまわりました。

    

神輿は台車に乗せて運び、必要な時にワッショイ、ワッショイとはやし立てるのですが、、、

私たちの団地は子どもの数は増えているのですが、本日参加した子どもたちは低学年の子どもが多かったのか、神輿は高く上がらなかったようです。

    

それでも子どもたちは頑張りました。

台車に乗せて移動するといっても、私たちの団地は坂ばかりですから、、、、、

神輿を引く子どもたちはもちろんですが、ついてまわる人も大変なのです。

タカ長のような健脚(?)でもけっこういい運動になります。

    

これは花とお祭り、苦労したアングルです。

秋の花と神輿を撮りたかったのですが、いいアングルはありませんでした。

コスモスが咲いているところもあるのですが、一枚の写真に撮りこむことは出来ませんでした。

    

タカ長が子どもの頃とは様変わりした秋祭りですが、それでも子どもたちにとっては大切な秋祭り、、、、

いつまでも心に残る秋祭りです。

その秋祭りですが、昨日からの雨は未明まで降っていたようですが、朝には上がって予定通り実施できたので良かったです。

私たちの団地では色々なイベントが行われていますが、それが何かの事情で流れてしまうと、その影響は小さくなくて、、

団地の運営上でも頭を悩ませる状態になるのです。

そのようなことにならなくて、団地の役員の末席をけがしているタカ長としても一安心したところです。

    

このアングルはいつも撮りたくなるアングルです。

高台にある団地から見る鈴が峰。

その風景が好きなのです。この画像の右には団地の子どもたちと6月に登った鈴が峰があり、、、、、

その右には海を望むことができます。その風景も私たちの団地の自慢、ということでしょうか?

    

団地の店では「お接待」して頂きました。

タカ長の子どもの頃は、村の有力者のところに行くとお菓子などの接待があり、、、

そこに行くことを楽しみにしていたことを思い出しました。

というような感じで秋祭りが終わりました。

明日からしばらくのあいだ晴れ続きの予報が出ているので、タカ長は裏山歩きが忙しくなります。

団地のイベントを予定通り消化したので、明日からは心おきなく裏山歩きができますね。


あぁ~雨予報

2016年10月08日 | 山歩きから
広島は朝から曇り空ですが、今のところ雨の心配はないようです。

タカ長の今日の予定は、、、、、この、、、、

     

広島湾岸トレイルの体験会に参加する予定でした。しかし、、、、

昨夕のNHKの天気予報は降水確率が50%から60%でしたので、事前の規定に従ってこの予定は中止になりました。

降水確率が50%以上の場合は中止と決められているのです。

多くの人を対象としたイベントでは天気一つでもどこかに線をひかないといけません。

その天気予報もネットによって違うことがあるので、誰でも見ることが出来るNHKテレビの、7時前の予報を見て決めることにされているわけで、

主催者としては賢明な判断だといえます。

この場合、天気予報が外れても誰を責めることは出来ませんが、、、

この天気予報は時には、翌日の予報でも180度はずれることもあります。このようなことは珍しいことではないので、今更愚痴っても仕方ないのですが、タカ長としてはこのイベントを楽しみにしていたのでチョッと残念です。

     

最近はロングトレイルとかに関心が高まり、広島だけではなく各地にこのような運動が生まれているようです。

タカ長はそのことを勉強しているわけではないのですが、広島湾をめぐるロングコースというところに興味があり、、

といってもタカ長がこのコース280㎞の踏破を目指しているわけでもないのですが、、、

関係者がこの活動にどのように取り組んでおられるのか、その一端に触れてみたかったのです。

    

そのコースにはわが裏山も含まれており、事前調査もされたようですが、、、

タカ長お勧めのコースは地権者との関係などの事情があって、湾岸トレイルのコースに入れることが出来なかったようです。

私たちがほとんど個人の資格で歩くのには問題ないのでしょうが、このような一つの事業(といっても金儲けの事業ではありませんが、、、)になると、タカ長たちにはわからないご苦労があるのですね。

    

今日予定されていたのは広島市の東部を歩くコースでした。

タカ長たちの団地とは全くの逆、そのため今日予定されていたコースは歩いたことがなく、全く未知のルートでした。

そのような面でも今日の中止は残念なことでした。

タカ長たちの山歩きも遠出することが少なくなってきており、加齢のことを考えたらこの傾向は変わりませんから、、

私たちも町の近くに山歩きのコースの選択肢を増やすことはタカ長の関心事でもあるのです。

今日の予定は来年3月以降に順延されるようですが、色々な予定の多いタカ長はそこまで待てないので、、

湾岸トレイルに参加する、しないとは別に、できるだけ早い機会にこのルートを歩いてみたいと考えています。

     

湾岸トレイルのルートを拓くために関係者は多くの努力をされたようです。

タカ長たちのように、自分たちの歩くところの倒木を処理するだけ、、、、といった程度よりは大変な作業だったようですが、、、

山歩きを愛する者同士ですから、その心には共通するものがあるはずです。

そのような話を聞ける機会があると面白そうですね。


この湾岸トレイルのことはNHKテレビのローカル番組で紹介されたことがります。

この活動の中心的な存在であるT氏からその案内を頂き、この番組を見たのですが、、、

それをこのブログに貼りつけることが出来ませんでした。皆さまにも見て頂きたかったのですがそれができなくて残念です。



講座を前に

2016年10月07日 | 今日の一枚
    

今朝も晴れました。空気も澄んで快適な朝でしたが、、、、

この時間は曇ってきました。明日は雨予報、その予報に間違いはないようですね。

今年も「いきいき健康講座」が開かれます。恒例の実技編、その日だけはタカ長は「講師の先生様」を務めます。

その先生様も一人では何もできないので、私たちの山仲間がサポートしてくれます。

今日はその講座を前に裏山の道普請をしました。これも恒例になった作業です。

     

まずは倒木の処理。

登山道に入って間もなくのところにあり、これまではまたいで通過していましたが、、、、

そのようなチョッと不自由するところを、今日まとめて面倒を見るということです。

   

そのあとは足場の悪い小さな岩場を歩きやすくし、それからしばらく登ったところにある崩落地の上部へ、、、、

    

写真には撮りにくいのですが、ここは登山道の下がえぐれてきて、雪庇が張り出したようになってきたので、、

少し山側を歩けるようにして、、、、、

    

はみ出し禁止のテープを設置しました。

車のはみ出し禁止は黄色の線ですが、山では目立つ赤にしました。

   

そのあとは山上部の、いつの間にか登山道に水がしみだしてきたところに水道をつくり、、

登山道がぬかるまないようにする作業、、、、そして、、、、

   

小さな沢をまたぐ橋の修復。

いずれの現場も作業員よりまわりのギャラリーほうが多い感じですが、私たちのグループではこれでよいのです。

何しろ作業をしているのは天下の「大成・五洋・竹中の共同企業体」ですから、、、、

そこらのジジババは高みの見物をしていたらよいのです。そして、、、、

    

作業の終わったところを有難く通過させていただければよいのです。

というように書けば、ちょっと冗談めいていますが、本当に私たちの工兵隊は強力で、、、

タカ長など出番は全くなくて、ただ作業をする日を決めるだけでよいのです。

それだけで講座の準備ができ、当日だけ講師の先生様らしいことをしていたらすべてが丸くおさまるのですから、

私たちの山グループは本当に素晴らしいグループなのです。

それにしても、、、、私たちのグループに大成、五洋といった大手ゼネコンのOBが入会されたのは偶然といえば偶然ですが、、

お陰さまでわが工兵隊は強力になり、いろいろな面で助かっています。

というように、どさくさに紛れて、わが工兵隊の自慢話をチョットだけして、今日の記事をしめることにします。        

後期高齢者だよぉ、、、

2016年10月06日 | 山歩きから
    

台風18号はいつの間にか東に去った感じで、、、、今日の天気図はこのようになりました。

北日本は西高東低で気温が下がるのかもわかりませんが、広島の暑さは相変わらずです。

といっても、湿度が下がったのか、幾分過ごしやすくなりました。

そのような天気ですから、当然山歩きのお誘いがあり、、、、

相棒たちについていったのはいいのですが、、、、ドンドン、ドンドン登ってゆき、、、

    

岩場まじりりのコースを歩くところを撮ろうとしても、モデルさんたちは去ったあと、、、

まぁ、山ガールといわれるようなモデルのではないので、写っていてもいなくても大差ないかも分かりませんが、、、

でも、ジジモデルでも人が写っていたほうが写真的には良いですね。

    

わが裏山はこのようなのどかな風景を見ることが出来る普通の山ですが、、、

それでもコースによっては岩がゴロゴロというところもありますし、地形的に厳しくて、私たちの山グループではそのあたりを「秘境」として、安易に立ち入らないよう指導しているところもあります。

山と渓谷社の「分県登山ガイド」によると私たちの裏山、極楽寺山は体力度も危険度も星二つになっています。

そこで紹介されているコースは私たちが普通に歩いている「裏山」と同等だと思われますが、たまに歩く、今日のようなハードなコースはそれ以上で、、、

相棒といつも「星三つとはいわないが、星二つ半くらいはあるなぁ」と話しています。

そのようなコースをどんどん歩くのだから、、、、

「俺は後期高齢者だよぉ!」と言いたくなるのです。

といいつつも、タカ長の同級生には下の植物公園さえ自由に歩けない人もいるのだから、、、、

何だかんだと言いながら、そのような山歩きを三連ちゃん出来るのですから、、、、

後期高齢者だよぉ、と弱音を吐いているようで、本当のところは自分が高齢者だとは認めていないのです。

    

というようなことを考えながら今日も裏山を歩いてきました。

明日は仲間たちとの裏山歩き、明後日にも予定があるのですが、それは雨のため中止になりそうです。

そのあとも予定がつまっており、その予定表を見せながら「俺は後期高齢者だよぉ、、、」なんていったら、、、

元気な高齢者として自慢しているように聞こえるかもわかりませんね。

でもまぁ、そのような予定を消化していける健康体があるのも事実ですから、、、、、

何はなくてもそれがあるのですから、やはり感謝感謝、それ以外の言葉はありませんね。


趣味を持つ愉しみ

2016年10月05日 | 日々雑感
台風18号はこの時間は韓国の済州島あたりにあるのでしょうか?

広島は曇っていますが風は吹いていません。

船や飛行機などの運休が出ているようですが、それにならって今日のタカ長は「運休」です。

    

さて、今日の話題です。

タカ長は前々から趣味をもつことの究極の愉しみは人の輪が広がることだと考えてきました。

いつのころからそのようなことを考えるようになったのか、その記憶はまったくないのですが、とにかくそのように考え、人との出会いを自分なりに大切にしてきました。

もし、タカ長が趣味も何もない人間だったら、同じ団地の中にも友だちがいない、ちょっと寂しい老後を迎えていたかもわかりません。

しかし、鳥を見るという趣味を持ったおかげで、関西に行っても九州へ行っても友だちがいる状態になっています。

いや、関西や九州だけでなく、海の向こうにも多くの友だちがいます。

その友だちの一人、この写真を撮った韓国のキム・ソンヒョン君との交流の一端を紹介して、今日の話題とします。

その前にお断りしておきますが、タカ長は彼のことを「君づけ」で読んでいますが、それは彼の希望であるということです。韓国では年上の人を敬う風習が今も残っており、彼からみたら自分の親のような人から「さんづけ」で呼ばれると居心地が悪い、と本人から言われ、それ以降ずっと「君づけ」で呼んでいるのです。

もう一つお断りすれば、彼のことをこのブログで取り上げることも本人の了解をえています。ということで、安心して彼のことを話題にすることができます。

    

タカ長が韓国に通い始めたのは定年退職した年からです。鳥の先輩に連れられて行ったのが最初です。

その先輩とはソウルやプサンなどあちらこちらに行きましたが、一番おもしろかった(?)のは彼と二人で環境部の野生動物科に行ったことです。

彼が韓国で渡り調査などしていたことが韓国政府の関係者の目に留まり、コンタクトを求めてこられたのを機に、韓国との共同調査をしたいと乗り込んだのはいいのですが、、、

行ってみたら「ここに来た日本人はあなたたちが初めてだ」と科長さんにいわれ、驚いたり、、、、

言葉の壁もあってと当初の目的を果たした訪問とはいえないような状態でしたが、それでもその訪問で多くの人たちと交流することができるようになりました。

そして、、、、気がつけば上記の写真のような観察。

済州島の最西端の堂山峰から西側の海に向けて飛び立つハチクマを、宿泊した民宿のベランダで観察しているところですが、、

その訪問から始まった韓国との交流は、言葉はできなくても気分だけは国内旅行の感じで、いろいろなところに行けるようになっています。

        

キム・ソンヒョン君との交流が始まったのは彼がまだ学生だった頃からです。

韓国で行われた水鳥の学会にその先輩と一緒に参加したとき、彼はその学会の手伝い、おそらく下働きだと思われますが、、、そこで一生懸命がんばっていたのを見てからです。

余談ですが、その先輩もタカ長も水鳥に興味があってその学会に参加したのではありません。そのあとのエキスカーションで、私たち外国人が行くのは難しい軍事境界線での探鳥が含まれていたから参加したのです。

そのような不真面目な動機での参加だったので、最初に手違いもあったのですが、大幅に遅れての参加で、その学会でどのようなことが話されていたのか記憶はありません。

しかし、何かのきっかけでソンヒョン君と話すようになり、彼がワシタカにも興味を持っていることを知り、その先輩と費用を分担してワシタカ図鑑などの資料を送りました。

そのようにして始まったソンヒョン君との交流ですが、この写真は後年「韓国国立公園研究院渡り鳥研究センター」で働いているとき、黄海に浮かぶ孤島紅島(ほんど)に彼を訪ねた時ものものです。

奥様と長女のタソルちゃんが写っています。

        

そのときは研究センターのチェ・ヒヨン所長(前列中央)やパク・ジョンギルさん(前列右端)らから温かいもてなしを受けました。

この「海印山荘」で食べたヒラメの刺身のうまかったことは今でも忘れられません。

所長さんやソンヒョン君の家族との食事だったので一層おいしかったのでしょう。

鳥的にはフクサンドでの調査に同行させてもらった時に見たオガワコマドリがものすごく印象に残っています。

    

その後彼は確実にキャリアーアップして、韓国の環境部に職を得て、、、、

ソンヒョン君たちはインチョンで暮らすようになり、その彼の家を訪ねたこともあります。

   

タカカノが抱いているのは次女のタウォンちゃんです。

そして右側は長女のタソルちゃんからもらったラブレターです。スペルに間違いがあるようですが、ちゃんと「愛している」と書かれていますよ。

    

彼を訪ねたのはその時だけではありません。

彼の出身地である慶尚南道の昌原(チャンウォン)を訪ね、ソンヒョン君のご両親と夕食を共にしたこともあります。

一番前がタソルちゃんで、その後ろがご両親です。

ソンヒョン君とはタカ長たちが何度も行っているプサンの太宗台で渡り観察をしたこともありますが、その時は彼の車で行ったのですが、道の状況などはタカ長のほうが詳しくて(?)タカ長がナビゲイトすることもありました。

   

ソンヒョン君たちのグループとの交流を通じて共同調査をしたこともありますし、、

彼を通じて先輩や後輩とも交流が始まり、そのひとりであるカン・スングさんに案内され、プサンの蓬莱山に登り、、、、、

    

プサン港をバックに飛ぶハチクマの背面を撮ったこともあります。

この観察地へはタカ長ひとりではとても行くことができません。現地の人のガイドがあって初めて実現した観察であり、撮影でした。

    

一人の人と親しくなると、その人を通じて人の輪が広がるのは日本も韓国も同じことです。

この写真はソンヒョン君の後輩といっしょにウポ沼に行って鳥を見ているところですが、このような体験はほかでもしています。

黄海上の孤島オチョンドやウェヨンドに行った時も彼の世話になっていますし、一緒に探鳥したこともあります。また、、、

    

彼が福岡で行われたクロツラヘラサギのシンポジュームに出席するため来日したときは私たちも福岡に行きました。

日本語は理解できてもそのころは英語が理解できなかったソンヒョン君が質問を受けるときは、日本語や英語、韓国語が入り乱れて面白かったことを覚えています。

私たちのタカの渡り報告会にも来てもらったこともありますし、、、、

その時はちょっと奮発して西長門リゾートに泊まりました。

そこで一緒に露天風呂に入ったらこれが大受け、興奮していたのを覚えています。

彼のことを語ればまだまだ話題はありますが、今日のところはこのあたりで終わることにします。

ソンヒョン君はいま札幌の北海道博物館に半年の予定で来ているのですが、、、、

広島と北海道、ちょっと行くには遠すぎて困っています。

クリスマス休暇を利用して家族とともに広島に来てくれたら、広島名物のお好み焼きくらいごちそうできるのに、、、、、、

と考えているのですが、この思いは実現するでしょうか?

    

同じ写真をもう一度貼りつけますが、、、

このような友だちは彼一人ではありません。

鳥を見るという趣味を持たなかったら絶対に会うことがなかった人たちと、このような交流を楽しむことができるのですから、、、

趣味を持つことの究極の愉しみは人の輪が広がることというタカ長の思いはご理解いただけると思います。

鳥だけでなく山の仲間も同じ趣味を通じての仲間で、この面でも仲間たちとのつながりを最優先しています。

山歩きは歳をとって脚力が落ちるとできなくなりますが、仲間たちとの交流は死ぬまで継続することができます。

そこのところが究極の目標であり、愉しみでもあるので、いまでは「脚力の低下を理由にした退会」は認めないことにしているのですよ。