ヒットラーとブッシュ、そして北朝鮮

今、ギャオで上映しているヒットラーを見た。
面白い映画であった。
ヒットラーを見ていたら、顔は違うがブッシュに似ているなと感じた。
挙措動作、そして何よりも目つきがそっくりなのである。
目の奥のどんよりとした光というか、パラノイア的な雰囲気がそっくりで、独裁者とは、このようになるものかと思った。あるいは、そういう資質を持った人間が、独載者の道を歩むのか。そういう意味ではフセインも同じであった
（ご覧になる方は、日本語吹き替えのほうをお勧めします）
今、イラクではアメリカ軍による掃討戦という名の、イラク人虐殺が行われている。
街は空襲、誘導ミサイル、大型戦車によって踏み潰され、破壊され、イラク人が殺されていく。
虚偽によって、戦争を開始し、他国を侵略し、破壊するのは許されることではない。
イラクに平和が訪れるのは、イラク人が誰もいなくなったときだろうか。
イラク内務省は、爆弾テロや銃撃戦による最近一週間の死者だけで約千人になることを明らかにした。
これまでのイラク市民の犠牲者は、イギリス軍発表で１５万人、アルジャジーラ放送は５０万人としている。

☆今、北京で朝鮮の独り舞台が始まっている。
主役は朝鮮、相手役はアメリカ、その他は端役だが、一人日本だけは、セリフを覚えてこなかった役者のようで、パッとしない。
外交交渉をやったことがない外務省だから、舞台に上がって、うまく演じよといっても、ど素人だからどうしようもない。
なにせ、外務省の仕事は、ハンコを押すことと、国会議員の現地接待係である。
せめて、笑いの一つもとれるキャラなら、まだ面白いが、飲み食いするだけだから、主役にはなれない。