武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

安倍さんの一人子守唄

2007年02月21日 | 人生の意味
「権力の頂点にいる私は・・・・」 と言いかけて、行政のトップと言い換えた。
先日の予算委員会での安倍さんの発言である、
20日、中川幹事長は、、記者連中がドアにぶらさがったまま、小泉さんと国会内で会談を持った。
安倍内閣の支持率低下と居並ぶお粗末大臣をどうすべえかの相談だという。
小泉さんの影を見せて、安倍さんの求心力を上げようという魂胆だが、それだけ安倍内閣は弱体化している危機感の表れだろう、
安倍さんは、 総理になるのがやはり早すぎた。
戦後最年少と騒がれたが、将来的には総理になる夢はあったろうが、年齢的にも当選回数的にも総理になる時期ではなかった。 
ひとえに、小泉さんの御指名でなったから迫力がない。
だから、心構えも充分でなく、総裁選を勝ち取ったという自負も勝利感もないだろう。 そこに、海千山千の先輩議員から軽んじられ、舐められる要因がある。 
人は、修羅場をくぐらなければ、腹の据わりと勝負勘は養えないものだ。 
柳沢大臣に引導を渡せなかったのは真剣勝負の不足からくる。
緊張感に欠けるから、安倍総理の入室時に起立せず、私語を続ける閣僚がいると幹事長の中川が批判するのは前代未聞だ。 子供の学校生活に親がいつも同伴して、いじめがないかどうか監視しているようなものだ。
そして、中川さんは、「閣僚・官僚は総理に対し絶対的な忠誠、自己犠牲の精神が求められている」とコワモテで吼えたのも、裏返せばこれらも欠けていることの表れだろう。 要するに学級崩壊だ。
朝日新聞の最新世論調査では、安倍内閣の支持率は37%の最低になった。
総理を「期待外れだ」とする見方が4割近くにのぼり、「評価しない」は半数を超えたそうな。 拉致問題が前進しなければ、日本は北朝鮮へのエネルギー支援をしないとする安倍総理を「評価する」が81%と大勢を占めているが。
総理の要諦は人事であるが、甘い人事であると思う、 
疑惑の大臣連中が目白押しだ。 尾身、松岡、伊吹、久間、渡辺、 内閣のキーマンである塩崎官房長官は青びょうたんの公家言葉だから、福井俊彦の日銀では通用するだろうが、内閣の一等航海士としては、まもなく座礁沈没だろう。
安倍さん早期に内閣改造に踏み切るかどうか政治的切所である。
(ムラマサ、青い波紋が月影に冴える)






コメント
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