武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

北京ギャング会議の結末

2007年02月14日 | 国際外交の真実
北の金ちゃんニンマリだろう。
これで核兵器の威力が分かった。
5万トンの重油は朝鮮にとって1年分の燃料になる巨額な金額なのである。
なぜかメデイアはこれを言おうとしない。
手の中でもてあそんでいれば、アメリカは引っくり返るようなヒステリーだ。
今回の北京会議で、明白になったことが三つある。
一つは、やはり朝鮮はルール無視の、ならず者国家であること。
アメリカのヒルでは朝鮮に舐められて仕切能力がない。
ヒルは、世界中を駆けずり回って、朝鮮、中国、韓国、ロシア、日本と十分な根回しを行い、1月にはベルリンで朝鮮と合意書まで作り、アメリカの別の担当者2名を朝鮮に派遣して1週間協議させ、それらを踏まえて臨んだ北京会議は、根回し無視の朝鮮に一方的にやられてしまった。
二つ目は、拉致問題は国際的には終わってしまったということ。
我が外務省は何もしなかったし何もできなかった。
本ページで何度も指摘してきたが、家族会にとっては最後のチャンスだった。6日間会議をやって、外務省は朝鮮との2国間協議は僅か40分向かい合っただけで、日本は下を向いて拉致問題を解決してほしいと懇願したが、朝鮮はそれは既に解決済みであると冷たく言い放ったそうな。
日本は机を引っくり返して帰ってくるべきであった。 
核問題は大事だというが、最後は人間を救う話である。現実に拉致された人達を救わないで何のための会議か。
三つ目は、アジア外交のしたたかさというより無茶苦茶さである。
本筋の会議をまとめることではなく、駆け引きに終始し、後でどうにでも解釈できるような文言を並べて、将来のトラブルの種を蒔いているようなものだ。
今の外務省の外交システムを見直さなければ駄目だ。外務省の民営化をやるくらいじゃないと日本の国益は守れない。

日本は拉致問題が解決しなければ、経済援助をしないと安倍さんは言明したが、外務次官谷内さんは、そんなことは露一つも考えていない。
他の5カ国が経済援助をするのに、日本だけが非核の恩恵を受け、今回の共同声明にサインしておきながら、知らんぷりできる訳がない。
北京会議が、最初は3日もあれば充分であろうとヒルは高をくくっていたが、最後はあわてふためいた。 5日目には深夜そして翌朝まで眠らぬ会議をやったのは、何ともお粗末の限りである。 人をへとへとにさせ、疲労の極みに陥れてから、サインをさせるという、さすがは共産独裁国中国と朝鮮のやり方である。 我が外務省のお嬢様は、一言も言葉を発することなく、ただサインをしたそうな。
そして、今回の合意は、核兵器製造の停止ではなく、核施設の停止であり、その気になれば、いつでも核施設の再稼動は可能である。
考えてみれば、国家ぐるみで偽ドルを作り、麻薬を製造し日本へ密輸出し、害毒を撒き散らしている共産独裁国を相手にするアジア外交は、何が出てくるか分からぬ伏魔殿である。
(ムラマサ、天空にまっすぐ切先を跳ね上げる)



コメント
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