武田じゅうめい 愛と誠と正義

色即是空とは、すべての存在は虚無であると知る。
旗印は日本愛、 日本人には日の丸が足りない

ダイアナの悲劇

2007年06月25日 | 人間の死
英国のウィリアム王子が、25歳の誕生日を迎え、母親である故ダイアナ元妃の財産相続が始まったそうな。
年間約7000万円だという。
1997年、なぜダイアナは、若くしてパリに死すことになったのか。
8月31日、夏も終りを告げようとしているパリ中心部の地下道で、激突した列柱は第13番目であったという。
最後の彼女の言葉は Leave me alone(私にかまわないで)だった。
彼女が、アラブの大富豪であり、武器を扱う血の商人と結婚し、子供を生めば、その子はウィリアム王子と異父兄弟になる。
イギリス国教徒とイスラム教徒の兄弟、一旦、この血分けがなれば、永久にその血統は愛と憎しみの炎の中でさいなまれることになっただろう。
大英帝国の王の椅子を約束されたウィリアム王子にとってというよりは、大英帝国の誇り高きユニオン・ジャックがそれを許したであろうか。
ダイアナの顔は、激しいクラッシュにも関わらず損傷は受けず、きれいなままで息を引きとったが、彼女のお腹には新しい生命が宿っていたと伝えられている。
(ムラマサ、虚空を一閃)

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フランスの話

2007年06月24日 | 人生の意味
差別を受けると気持ちが萎縮するし、また憤慨もしたくなる。
かつて、小生、世界を旅していたが、欧米で差別を受ける事は「普通」にあった。
しかし、やるせない気持ちになりながらも、それは仕方がないなとも思っていた。
よそ様の国にいさせてもらって、勉強したり、お金を稼がせてもらったりするのだから、一歩下がるのが礼儀というものだ。
また、差別を感じるということは、自身が、まだまだ尊敬に値しない人間だと知るべしだ。
例え、どのような人種であっても、その人間に品格が備わっていれば、差別を受ける事は無いはずだ。
フランス・パリにて、
黒人やアラブ系の客の入店を断ったのは人種差別にあたるとして、パリの裁判所が、シャンゼリゼ通りのディスコに25万円の罰金支払いを命じた。
様々な人種の調査員に同じ服装で入店させ、ディスコの対応を探った人権団体の「覆面調査」が有罪の決め手になったそうな。
有色人種の客が来ると「満員」などと断り、直後に訪れた白人客を入店させていた対応は、明らかな人種差別と認定したという。
世界の歴史は人種・民族対立の歴史だ。

次は、同じパリのお話。
パリの裏金疑惑を調べているフランス捜査当局が、シラク前大統領に参考人として出頭を求めたらしい。
この疑惑ではシラクの後継者だったジュペ元首相が失脚し、サルコジが台頭するきっかけとなった。
シラクはこの疑惑に声明を発表し、大統領在任中の出来事について一切出頭に応じないと強調するとともに、他に指摘される様々な疑惑については、前国家元首としての秘密保持と尊厳維持を理由に出頭を拒否するという。
裏で糸を引いている、サルコジのハイエナのような目が浮んでくる。
大統領職を離れた今でも、厳然と影響力を持つシラクを追い落とすために仕組まれたサルコジ流猿知恵だ。
ハンガリー移民の子のなせる業なのかもしれない。
(ムラマサ、ニヒルだ)
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新宿酒場ロン 6・22

2007年06月23日 | 人生の意味
新宿酒場ロン 6・22
島、絵美、銀さんが話しをしている。
「緒方はやはり、タダのポンポコリンではなかった」
「立ち回っている地上げブローカーとは、少なくても4年の付き合いがある。しかも、結構深い」
「また緒方は株投機筋とも関係があるとも言われている」
「投機筋と言うのは、代紋を背負っている連中だ」
「何食わぬ顔で、実は1億円を懐に入れていたのを、受け取っていませんと抜かしたのは、さすが元検事ではある」
「定年で退官したヤメ検は、それまでのノシが利かないから、飯を喰うために、筋の悪い所の顧問弁護士になる人が多いのは事実だ」
「まともな弁護士は、そういうところとは付き合わない」
絵美が話題を変えた。
「市橋は? もう3ヶ月になったけど」
「今、イギリスから、捜査官が2名が来日して、また父親も来ている。千葉県警をプッシュしているが。来週一杯まで日本にいると桜田門が教えてくれた」
「新宿2丁目で見かけたという話が駆け巡ったけど」
「さて、どうかな」
「だから、霊視の神様がいいと思うけど」
「また始まった」(笑)
「折口は?」
「もう調べは終わったから興味はあまり無い」
「だ・か・ら、それを教えて」
「聞いたら死んじゃうよ」
島が笑いながら制した。
「ヒルは、今日戻ったけど」
「ハニー・トラップにはまりそうだから、すぐ帰ってきたのだろう」
「記者会見では、北朝鮮とは有意義な議論をしてきたと言っていたが」
「そんな事は誰も信じない」
「朝鮮のやり方は、腹の中と口がリンクしていない」
「口から出るのはでまかせだけ、腹と口は、反対のことを考えている」
「建前と本音が違うというより、めちゃくちゃなんだな」
「だから何でもありだ。口で何を言おうが、契約書にサインをしようが、そんなものはすべて反古にするから、信用したほうが悪い」
「それがヒルとライスには全く理解できないから、交渉がうまく行かない」
「今後、6ヶ国協議はどうなるの」
「実際には、ブッシュ政権では大きく進展しないと思う」
「その後の民主政権になったときに、変化はあるだろうが、アメリカは北朝鮮の監視体制を強化するだけで、それ以上の事はやらないと思う」
「拉致は?」「拉致は国際政治的には終焉だ」
「えッ、そんな」
「小泉さんは、二度の訪朝後もイイジマをキャップにして、水面下で秘密交渉をやっていたが、結果的には失敗した」
「なぜ?」
「色々理由はあるが、一つ言っておけば、拉致された日本人達は、あまりにも北朝鮮の機密情報を知りすぎたため、それらのやばい情報が漏れることを北朝鮮は恐れたということだ」
「ラングーン爆破事件、オウム・サリン事件、そして何よりも大韓航空機爆破事件」
「ああ、あの金賢姫ね」
「彼女の日本人化教育をしたのは拉致された日本人女性だ」
「オウムと北朝鮮は関係あるの?」
「緒方・元長官が一番知っているかもな」
(ムラマサ、低く鳴き始めた)
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ヒルと北朝鮮の逢引

2007年06月22日 | 国際外交の真実
たった30億円のカネで、
北朝鮮に100万回の言い逃れを作らせてしまったヒルとライスは、何度も言うが、図書館の秀才ではあっても、アジアの何でもあり政治状況に対応できる能力は無い。
BDAからロシアの朝鮮口座へ移送が大幅に遅れたのは、陰でアメリカ財務省の猛烈な妨害があったからだが、それがレッドソックス・松阪の入札金よりはるかに金額が小さいというのはお笑いだった。
ヒルは北朝鮮に呼ばれて、急遽、東京から米軍小型ジェット機で平壌に入ったような情報操作をしていたが、これは初めから予定の行動だ。
北の真の狙いは、いかにして経済援助を引き出すかだし、アメリカはいかにして核廃棄の道を付けられるかという、それぞれの幻想を追っている。
幻想を見ているうちはお互い恋人ムードを演出するだろうが。
さて、今の疲弊した北を曲がりなりにも、立ち直らせるには、端的に言って、日本からの巨額の経済援助しかない。他の4ヶ国は韓国を除けば、本当はビタ一文出したくない。
日本からの援助を引き出すしか北の崩壊を避けることはできない。
それほど今の北朝鮮の内実は疲弊している。一番の理由は日本にある朝鮮総連からの莫大な経済援助がなくなっているからだ。
草を食って、泥を飲み込むような生活だが、今の季節は暖かいからまだいいが、短い夏が終われば、恐怖の極寒地獄が待っている。今年の冬が越せるかどうか支配者達は、おびえていると漏れ聞こえてくる。
そして安倍総理が、いかに「拉致の解決無くして、日朝正常化無し」と、事あるごとに発信しても、拉致問題は国際的には終わってしまった。
最後の勝負は、今年2月の北京会議の前に行われた下交渉だったが、日本はカヤの外であり、またそれをいいことに外務省の役人達は、惰眠をむさぼっていた。
アメリカは、どうも安倍政権に対して見切っているように見えるがどうしたものだろう。
いずれにしても、その断を下すのは7月の夏の陣決戦である。
そういえば、豊臣秀頼はお坊チャマ育ちであったが、晋三さんもその二の舞にならなければ良いが。
(ムラマサ、低く唸る)
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丸山、サクラ、丸川の三バカ大将

2007年06月21日 | 人間の欲望
エクアドルのバナナ売り弁護士、丸山が自民から選挙に出るそうな。
この期に及んで、民主でも良かったが、と舌を出しても客寄せタンバリンくらいのインパクトしかない。
自民から出ることは都知事選あたりから、考えていたことで、自民とは話が煮詰まっており、今さら民主から出られるはずも無い。 
年金・松岡・コムスンのトリプルパンチでおかしくなった安倍丸だが、乗った以上は、沈没まであと何日の覚悟で安倍タイタニック号で奮戦しなければならない。それが男の道だ。
対して、サクラパパは、ヤクザの地金が出てきたか、
「俺は自民でも良かったが、今、民主に風が吹いているから、それに乗っただけ」と、いとも容易く言い放ったのは、裏表が無い人と言うか、節操が無いと言うか、あちらがタンバリンなら、こちらはチンドン屋の太鼓だ。
テレ朝の元女子アナ・丸川は純白のスーツに身を包んで、知事・石原の応援を得たが、立候補声明後に、自分がタイタニック号に乗っていることに気づき愕然とした。
しかし「ポパイ助けて」と叫ぶわけにもいかず、しまったとホゾをかむ気持ちだろう。
自民から出る理由を聞かれて、丸川いわく「自分は権力側にいて政策を実現していきたい」と述べたのは、立派と言うのか、権力欲の女と言うのか、はなはだ興ざめだ。
(ムラマサ、シンとして鳴かず)

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