光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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トレインフェスタ2022のはなし・搬入のあとさき

2022-06-01 05:46:37 | 旅行・探訪・イベントなど

 今回からグランシップトレインフェスタ2022ネタでしばらく引っ張ります。
 まずは準備編から

 13日は会場の搬入とセッティングなのですが、当日はあいにくの雨に祟られました。
 一部のアイテムの固定に木工用ボンドを使っているモジュール類が濡れるのは(そうでなくても)致命的ですから、農業用のマルチをモジュールにラッピング。エスクァイアに積み込み一路静岡に向かいます。

 途中新開通の自動車道やこれまた会場近くに新設されたスマートインターのご利益もあって、往路は昨年よりも30分近く短縮できたのが幸いです。

 雨の会場に着くと昨年は運転できなかったライブスチームのクラブが線路の設営中。
 気候は湿りがちですが、これを見るとお祭り前日のワクワク感がよみがえりました(笑)

 これに限らず毎回思うのですが、開会前日の設営の風景を見ていると「文化祭の前日」を連想します。
 いい年になってもこのワクワク感を経験できるのが趣味のイベントのご利益のひとつではないでしょうか。

 私の所属するクラブの設営は例年よりも参加人数が少なかった物の、過去のイベントのノウハウが物を言って比較的短時間に設営を完了。
 作業開始から2時間ほどで試運転列車とクリーニングカーが走行を始めました。モジュールの規模を思うと新記録ものです。

 ・・・だったまではよかったのですが、私の持ち込みモジュールで大ポカをやらかしました。
 このモジュールは本線とは独立した運転系統で短編成を走らせるものだったのですが、他の機材は全て持ち込んだのに「肝心のDCフィーダーを自宅に忘れてきてしまった」のです。
 今更取りに戻れませんし、補充もとっさには利きません。2日目にはもう一度会場に行くのでその時にフィーダーを取り付ける事になったものの、第一日目の当モジュールは「列車が走らない飾り物状態」とならざるを得なくなってしまいました。
 これには全く腐りましたが仕方ありません(涙)

 設営終了の頃になると会場周囲の雨も本降りに近づき、うっとおしい気候に拍車が掛かります。
 他のメンバーはその晩から静岡に宿を取って翌日の開会に備えますが、わたしはと言うと、翌日が出勤だったため再び現住地に帰る事になります。

 静岡の駅ビルでおつとめ品の弁当を買い込み本降りの雨の中、日本平のPAで車内の夕食。
 他のシチュエーションだったら無情極まりない食事ですが、今回ばかりはイベント前日のワクワク感もあって「これもまた一種の旅情という奴じゃないか」とか思いながら、割合風情のある晩御飯を堪能できた気がします。