光山鉄道管理局・アーカイブス

鉄道模型・レイアウトについて工作・増備・思うことなどをば。
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ノス鉄・トーマスがモジュールを走る(トレインフェスタ2022のはなし5)

2022-06-08 05:47:27 | 旅行・探訪・イベントなど
 グランシップのトレインフェスタ2022ネタから。
 前回までは他のクラブの展示を中心に纏めましたが今回は私の所属するクラブ及びわたしの出展ネタをば。

 前述のようにわたしの参加は二日目にして最終日の半日だけでしたが、短いなりに充実できたとは思います。

クラブのモジュールで純粋な新作はなし。わたしの持ち込みモジュールがグランシップ初お目見えになります(他のイベントでは何度となく持ち込んでいました)
 以前から上げていますが講談社の「週刊SL鉄道模型」のレイアウトをベースにトラックプランの拡張、シーナリィのモディファイをしたもので、今回のフェスタに合わせて一部を改修したものです。

 元々、運転会での使用を想定してモジュールの本線とは独立した第4のエンドレスを配したミニSLレイアウトなのですが、今回はそれを利して最近増備が著しい「ノスタルジック鉄道コレクション」の編成を取っ替え引っ替えして走らせました。
 おかげで今回のイベントでは本線上ではわたしの列車を走らせなかったような気が(汗)

 これまで当ブログでも紹介してきたアルナイン動力に換装したDC20とか鉄コレ第一弾の動力で足回りをボギー化した岩手開発鉄道風のキハ200なんかを運行しましたが、これらは基本的にわたしの自己満足で走らせているのでお客さんのウケは今ひとつ(笑)

 一般のお客さんの多くはもう少しおとぎっぽい列車とか編成の方を楽しみにされますから、上記の編成に適宜それらしいのを混ぜ込みました (但し、だからと言ってウケだけを狙ってわたしの気に入らない編成を持ち込みはしませんが)

 その意味で一番人気があったのは元日に入線させていた「大井川鐵道のトーマス機関車(要はC11)」
 実はTOMIXのC11は一部パーツの差し替えをしないとミニカーブ(特にS字)をクリアできない事になっていたのですが、当レイアウト上では多少引っかかるポイントがあるものの意外と無事に活躍してくれました。

 流石に実物通りに「オレンジのオハ35」という訳にはいきませんが、代わりに手持ちの外国型2軸客車と組みわせるとミニSLレイアウトにはよく似合います。
 (これも今年の新年運転で実証済みw)

 そういえば大井川トーマスをはじめトーマス系の車両はメンバー内で所有率が高く、モジュールのヤードは完全に「トーマスの巣窟状態」だったりします。

 他メンバーのモジュールでは「ゴジラ」と「熱海」が安定した人気で昨年より増えたギャラリーの注目を集めていました。

 3線のメインラインでは各メンバーがそれぞれに拘りのある編成を疾走させていましたが、それぞれの拘りの生む統一感の無さが、イベントでは逆に「お祭りらしい賑やかさと活気」に繋がっている感じがします。

 元々クラブ単独で「一般向けに鉄道模型の魅力を発信する」性質のイベントに多数参加しているだけに肩ひじ張ったところのない、いい意味で素朴に鉄道模型を楽しんでいる事はアピールできているのではないかと思います。