コロナ禍からこのかた、列車に乗ることもなく(実物ファンとしての)鉄オタらしい事にここ3年ほどご無沙汰していました。
精々が近所の駅に出かけたついでに電車を眺めるくらいなものです。
ですが久しぶりにトレンフェスタに参加したばかりのタイミングだったこともあり、ふと思い立って近場の駅に繰り出す事にしました。
近場と言ってもまとまった種類の列車が見られるような駅というと甲府辺りくらいしかないのですが(汗)
たまたま「四季島」が来るという情報に当たっていたので久しぶりにS660を飛ばします。
頻度から言うと、最近は四季島もよく来ているそうなのでいわゆる「撮り鉄」さんの数はまばら。わたしなんぞはわざわざ車を繰り出しているのにスマホとコンデジ一台づつ、自撮り棒も三脚もなしというお手軽度だったりします。
模型を買っているのに四季島を間近でみるのは実は初めて。
こうして見ると、豪華さを感じさせる堂々とした編成です。存在自体が走る豪華客船みたいなものなだけに停車するだけでお祭り騒ぎのような華やかさがありました。
四季島が出た後は、そこいらにいそうな普通列車を収めます。211系も313系もそろそろ後継の噂が聞かれる車齢になりました。
以前の115系と同様にいつかは記憶の中の存在になってゆくのでしょう。
それだけにこうした普通の風景が逆に貴重な気もします。
コロナ禍までは帰省の主役だったE353系も今は外から眺める存在。次に乗るのはいつになりますか。それ以上に縁がないのが身延線の373系。これもそろそろ引退の噂が聞かれます。
帰り際の拾い物
中央線の定期から外れたE257系の5500番台の回送編成に当たりました。
かつては「かいじ」として活躍していたのですが、最近ではもっぱら団体用か修学旅行列車として運用されているそうです。かいじとは異なる緑のカラーリングがなんとなく踊り子臭い感じもします。
こうして久しぶりに実車を色々と眺めていると不思議に心が落ち着いてくる感じがしました。
たまにはこういうのも精神衛生上は宜しかったのではないかと思います(笑)