たけじいの気まぐれブログ

記憶力減退爺さんの日記風備忘雑記録&フォト

レストランアルバイトとプラターズ(再)

2021年04月14日 13時27分57秒 | M男のあの日あの頃(the good old days)

今から50~60年前、昭和30年代の後半頃(1960年代の前半頃)のこと等、ほとんどが記憶曖昧になっており、断片的な記憶を思い出したところで、それがどこまで事実だったかどうかさえ自分でも分からなくなっている。もしかしたら後年になってからのいろんな思いが被さって 脚色されたり、話が膨らんだりしているのではないかと我ながら思いながらも、ブログをやるようになってから そんな若い頃のことを、ブログカテゴリー「M男のあの日あの頃」に、ずいぶん書き込んできた。


M男が奨学金とアルバイト収入で寮生活をしていた貧乏学生だった頃の話である。地方の中都市、当時はまだ、高校進学向きの塾や予備校等は、今のようには無く、学生には、中学生向け家庭教師というアルバイト先が結構有ったものだ。学生課からの斡旋だったり、先輩等の口利きや引き継ぎ等もあって、M男も、週1回か2回、家庭教師のアルバイトをしていた。そのわずかな収入も寮費や生活費に充てていたものだが、ある年、春だったか、秋だったか、夏休み中だったのかは思い出せないが、寮の先輩に誘われて、寮から程近い丘陵の公園地の一角で営業していたレストラン?(喫茶店?)で、一時的(臨時的)アルバイトをしたことがあった。
そうでなくても 貧乏学生ばかりの寮には 常に、建設工事現場下働き、建設省の交通量調査、選挙用立て看板設置撤去作業、体育館等のイベントの準備作業、等々、一時的(臨時的)なアルバイトの口が舞い込んできて、金の無いやつ集まれ、暇なやつ集まれ、この指止まれ的、早い者勝ちで、出かけたものだったが。
そのレストラン?(喫茶店?)は 段差の有る丘陵の広い敷地を利用して、屋外にもテーブルが配置された、今で言う、テラス席の有るカフェ・レストラン?(喫茶店?)風、当時としては かなりおしゃれな雰囲気のレストランだったと思う。
M男達数人の学生アルバイトの仕事は、段差のある敷地の各テーブルを回り、注文を受け、店内のカウンターから、食べ物や飲み物を運び、また片付けるという、階段を上ったり下ったり、独楽鼠の如く動き回る仕事だった。確か、蝶ネクタイ等して、ボーイ風な感じで動き回っていたような気がする。多分各自の都合で交代交代、週に2日か3日だったと思うが、土曜、日曜等は特に忙しく、くたくたになったような気がする。
夕刻、客数が減って、公園が静まりかえる頃、M男達もホッと一息つき、カウンター内から、マスターがコーヒーを炒れてくれるような時間が有った。時として、良く晴れた日等、丘陵地からの夕焼け空の眺望は見事だった。そんな時間帯、日中にはあまり感じていなかった、レストランが屋外向け拡声器で流し続けていたBGMが、広い丘陵公園全体に響き渡るような情景となり、まさに「いいね!」だったのだ。BGMも、レコードをかけていた時代、その日、その時間によって、曲も違ったはずであるが、そんな中でも、M男の脳裏に焼きついてしまったのは、そんな夕景に流れていたザ・プラターズ(The Platters)なのである。
「オンリ・ユー」、「夕日に赤い帆」、「煙が眼にしみる」、「ザ・グレート・プリテンダー」・・
そんなことが有って、M男は一気にザ・プラターズのファンになってしまったが、レコード等買う余裕等無かった学生。就職してから何年か後に、薄給にもかかわらず、どうしても「プラターズ」が欲しくてレコード店に足を運び、買ってしまい、以後どれだけ聴いたか分からないLPレコードがある。すでに、溝がかなり磨り減って雑音だらけであるが、CD時代を経ても尚、捨て切れず、未だに時々聴いているというから 我ながら呆れてしまっている。聴きたい時にはいつでも直ぐ YouTube等聴ける時代だというのに・・・。

LPレコード「ゴールデン・プラターズ」(全14曲)

 

色褪せたジャケットの隅に S.41.8と記されており、昭和41年に買ったものなのだろう。
定価 1,800円、多分 手取りがまだ1万円台だった時代、高い買い物だったに違いない。
当時はまだ、音楽は レコードで聞くのが主流の時代だった。

その内の1曲、「ザ・グレート・プリテンダー(The Great Pretender)」
YouTubeから共有させていただいた。


 

 

 


爺さんの備忘録的鳥図鑑その12「ジョウビタキ(尉鶲、常鶲)」

2021年04月14日 09時49分27秒 | 爺さんの備忘録的鳥図鑑

鳥にも疎い爺さん、子供の頃から目の当たりにしていた スズメ、ツバメ、カラス、ハト位は、パッとみて直ぐに分かるが その他の野鳥については、実際に見ても 以前は、ことごとく「君の名は?」だった。
それが ブログをやるようになってからのこと、数多の方々の鳥の写真等を見て、次第に興味関心が湧き、散歩・ウオーキング途中、やたら写真を撮ってきたり、教えて貰ったり、自分で調べたりして、少しずつ分かる鳥が増えてきている。ただ、一度分かっても、そのそばから忘れてしまう老脳。ネット等から参照した情報を、記憶力減退老脳に代わる記憶補助として、ブログ カテゴリー 「爺さんの備忘録的鳥図鑑」に 書き留め置こう等と思っているところだ。鳥に詳しい方からは 「なーんだ、そんな鳥も知らなかったの?」と笑われそうだが 爺さんにとっては新知識、新情報、備忘録的鳥図鑑になる。


「ジョウビタキ」も つい数年前までは、名前だけは聞いたことが有っても 実際どんな鳥なのかも分からない類だった。数多のブログを拝見する等して、すこしづつ分かってきて、その気になってよく見れば、散歩・ウオーキング途中や 畑地等、あちこちで良く見られる身近な鳥であることにも気が付いた。
これまで撮った写真を引っ張り出してみると ほとんどがメスのジョウビタキだったことにも気が付いたが つい最近になって たまたま偶然、オスのジョウビタキの写真も撮れて、かなり違っていることも確認出来た。


ジョウビタキ(尉鶲、常鶲)

スズメ目、ツグミ科(ヒタキ科)、ジョウビタキ属、
形態 体長 13cm~16cm、スズメよりやや小さい、
   オスは 頭部が白く、目の周りが黒い、
   メスは 頭部が淡い褐色、
分布 チベットから中国北東部、バイカル湖等で繁殖し 
   非繁殖期には 日本、中国南部、インドシナ半島北部等に渡り、
   越冬する渡り鳥。
生態 平地から低山の明るい林等に生息、日本では 都市部の公園等でも良く見られる。
   昆虫、クモ等を捕食するが ピラカンサ等木の実も食べる。
   地鳴きは 自転車の急ブレーキの音のような「キッ!」「ヒャッ!」と
   打撃音のような「カッ!」という組み合わせで鳴く。
   火打石を打ち合わせて、火を焚く時の音に似ていることから
   「火焚き(ヒタキ)」の名が付いたとも言われている。
   「尉」は 銀髪の意味。

オス
都立小峰公園内の高い樹木に止まっていたジョウビタキ
何鳥かも分からず撮ってきたが トリミングしてみたら
ジョウビタキのオスだった。

多摩川の支流浅川、その浅川の支流城山川沿いを散歩・ウオーキング中に
見かけたジョウビタキのオス

メス
つぶらな瞳・・カワユーイ!

ジョウビタキのメスの囀り (YouTubeから共有)