初めてブログなるものを始めてから 今日5月29日で 丸9年になる。
その間には 長年細々と続けていた自営業を廃業したり、実母や義母が亡くなったり、郷里で空き家になっていた実家の解体工事を行ったり、いろんなことが有り、日常の暮らし方もガラリと変わった。
ブログも 当時 仕事上で利用していたプロバイダーOCNが運営していた「ブログ人」で始めたが 数年後に廃止となり、丸ごと 「gooブログ」に引っ越してきたという経緯が有る。
振り返って思うに、そんなこんなも つい先日のことだったような気もするし、ずいぶん昔のことだったような気もしてくる。いずれにしても よくまあ飽きずにここまで長く続けてきたものよと 我ながら感心しているところだ。
初めて投稿した記事 → 2011年5月29日 「ブログ人 はじめまして」
初めてブログ記事に挿入した写真 (老三毛猫・ノンノン)
そうだった。あの頃はまだ 我が家には 扶養家族?1匹、いたんだっけ・・。
あの頃はまだ、仕事上では PC、インターネット利用歴は結構長かったものの、時間的、精神的余裕等無く、「ブログ」等というものには無縁の爺さんだった。「ブログ?って なんのこっちゃ」の類だったのだが ある日 新聞を読んでいて確か「初めてのブログ」?等という ブログの楽しさ、面白さを紹介する記事にふっと目が止まり、ビッ、ビッときたことが始まりだった。早速 「ブログとは?」で ネット検索、「なるほど・・・」、その時初めて概要を知ったのだった。
そんな中のひとつに 2006年にある方が投稿された記事「ブログとは何か?」が有った。大いに気に入り、プリントアウトまでしたものだが 未だにファイルしてあるので一部を引用させていただく。
もしも 「自分にとってブログとは何か?」と尋ねられたら、現時点では 「自分をまとめるためのツール」と答えるかも知れない。・・・(中略)・・・、誰かに向けて発信することを第一義としている分けではなく、どちらかと言えば、自分のための発信なのである。・・・(中略)・・・、極端に言えば (実際にはそうだとも言い切れないが)、誰に見てもらえなくても良いという考え方なのだ。・・・。
多分、不特定多数の方々から発信される投稿記事に、共感、同感し、コメント等で繋がることが出来るというブログ本来の意味合いからすれば 若干ずれた考え方なのかも知れないが
ブログだったら、
今日 見たこと、聞いたこと、知ったこと、おこなったことを 忘れない内に ちょこまか書き留めることが出来るし、
ふっと思い出した子供の頃や若い頃のことを また思い出せなくなる前に ササッと書き込むことも出来る・・
そして そのメモみたいな、日記みたいな、備忘録みたいな記事を 「爺さんの引き出し=ブログ・カテゴリー」に 収納しておけば すっかり忘れてしまっても、後日また「ブログ内検索」で 引き出して、確認したり、参照したりすることが出来る・・、
記憶力減退の老脳に代わる 自分のための「記憶補助ツール」としては、最適ではないか等と あの時、勝手に思い込んだのだった。
自分のためのツールとして活用しているブログ、「ちょっと 勘違いしてるんじゃない?」「ごちゃまぜ、支離滅裂、よく分からないブログ?」「最近、やたら投稿多いし、変なブログ」と 思われているかも知れない。
「一般的な(常識的な)ブログに対する考え方、思い」からすれば 若干ずれてしまっているが、決して「非常識なブログ」にはなっていないと思っている。
言わば 「不常識?なブログ」だと 自認している。
(2012年6月 長野県白馬村)
(つづく)