戦前生まれの後期高齢者である。戦後の貧しい暮らしの中で育ち、高度成長期に乗り、バブル崩壊から経済低迷期に身を置き、昭和、平成時代を生きてきて、ようやく仕事から離れ、令和時代を生きようとした直後に、今度は、人類史上に大きく刻まれることになるであろうコロナ禍時代に、くしくも遭遇してしまったことになる。自粛生活を余儀なくされて早2年が経過、老い先短い年寄りには、2年間のブランクは大きいような気がしてしまう。体力気力意欲減退、あと何年、令和時代を見届けることが出来るのだろうか。あと数時間で、2021年(令和3年)も終わるが、コロナ禍が収束する見通しはまだ見えてこない。来たる2022年(令和4年)も、1日、1週間、1ケ月間、1年間を、我が家、我が身の出来る範囲で、自分流、マイペースで楽しんで暮らしていくしかないか・・と思っているところだ。
記憶力減退爺さんの
「自分のための記憶補助ツール」「備忘録、雑記録、回顧録の類」と
決め込んでいる当ブログ・・・・、
にも拘わらず、
見ず知らずの数多の方々からエールを送っていただき、
それを励みにして、今年もまた1年、ブログを続けることが出来ました。
フォロワー登録していただいている数多の方々や、
随時覗いて下さる方々に、改めてお礼申し上げます。
いつも「ブログを書き込めなくなった時が、本当のお終いだな?」等と
つぶやいてはおりますが、
願わくば、1日でも長く、
来年も、再来年も、続けていきたいものだと思っているところです。
来年もよろしくお願い申し上げます。
(ネットから拝借イラスト)
2021年(令和3年)の終幕、
アンコール!、アンコール!、
ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団の「ニュー・イヤー・コンサート」のアンコール曲の定番になっている、ヨハン・シュトラウス一世 作曲、「ラデッキー行進曲」。
クラシック音楽に疎い爺さん、今更になってネットで調べてみると
「ラデッキー行進曲(Radetzky Marsch)(作品228)」は、1848年に、オーストリアのヨハン・シュトラウス一世によって作曲された楽曲で、ヨハン・シュトラウス一世の最高作と言われており、クラシック音楽全体の中でも人気の高い楽曲だった。
ヨハン・シュトラウス一世
(ネットから拝借画像)
因みに、ヨハン・シュトラウス一世は、「ワルツの父」と呼ばれ、さらに息子のヨハン・シュトラウス二世は、「ワルツの王」と呼ばれ、父子で功績を残している。
この曲が作曲された1848年頃、当時、オーストリア帝国の領国だった北イタリアに独立運動が起こったが、これを鎮圧、オーストリアの危機を救ったのが、ヨーゼフ・ラデッキー将軍。ヨーゼフ・ラデッキー将軍は、たちまちオーストリア国民の英雄となり、それを称える曲として、ヨハン・シュトラウス一世が作曲した楽曲が「ラデッキー行進曲」なのだそうだ。
ヨーゼフ・ラデッキー将軍
(ネットから拝借画像)
そのような歴史的経緯からも、「ラデッキー行進曲」は、オーストリア国民の愛国歌ともいうべき存在になり、ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団のニュー・イヤー・コンサート等で、必ず演奏されるというのも頷ける。
小澤征爾指揮、ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団の「ラデッキー行進曲」
(YouTubeから共有)
思わず笑みも浮かび、気分も高揚する「ラデッキー行進曲」を聴きながら
2021年(令和3年)の「締め」にすることに。