年に数回、北陸にある実家に 車で往復するという暮らしが続いていますが 距離、高速道料金、所要時間、利便性等を考え 大概は 中央自動車道を利用、豊科ICから 国道147号線、国道148号線を走っています。時々 関越自動車道や上信越自動車道、北陸道を 利用することもありますが 何年か前に 上信越自動車道を利用した際 たまたま 小布施PAで休憩したことがありました。PA自体は それ程広くはないのですが ハイウエーオアシス、千曲川ハイウエーミュージアム、一般道の道の駅、小布施総合公園が隣接していて なんともゆったりした感じで 散策したり 買い物したり いろいろ楽しめたような気がしました。ハイウエーオアシスから 小布施町中心部までは スマートICを出入りすれば ものの5~6分、また 1時間に1本 ハイウエーオアシスから各観光名所を巡るシャトルバスも運行されているということも知り その時から 小布施の町が気になってしまい いつか歩いて見たい町だと思っていました。
この連休にも また 実家に行ってきましたが 途中 その小布施町に立ち寄って ちょこっと街歩きしてきました。日中は 30℃超の真夏日で 少々 汗をかきましたが 約3時間、案内書を見ながら 一回りしました。
午前9時 おぶせミュージアム・中島千波館前駐車場(無料)から 歩き始めました。到着時間が早かったため 駐車車両は まだ 数台。貸自転車で巡る夫婦連れ、マイカーで巡る家族連れと 前後しながら のんびり静かな街歩きです。
「歴史民俗資料館」、開館は 9時30分から。
「岩松院」、拝観料 300円、拝観時間 9時~17時、
福島正則は 幕府の謀略により 広島城の大大名から 信越地方に国替えさせられ この地で 薨じた、
「やせ蛙 負けるな 一茶 これにあり」、小林一茶が 岩松院の裏庭にある小さな池、蛙合戦の池に集まった 多くのヒキガエルが メスを奪い合って戦う光景を見て 病弱な初児千太郎への声援をこめて詠んだといわれています、
葛飾北斎の 大間天井絵「八方睨み鳳凰図」を 拝観、堂内は 撮影禁止です。 東側雁田山麓に位置している岩松院、猿はもちろん、猪も、熊も 出没するそうです。
せせらぎ緑道、
道路脇には しばらく 歌碑が続きます、
果樹園風景が広がっています。
「浄光寺」
「第6次産業センター」、リンゴ、ナシ、ブドウ、栗等 農産物の直売所、
「フローラルガーデンおぶせ」。広い庭園(有料)がありますが 時間の都合上、入園を断念。
遊歩道の整備、道標等 しっかりされています。
次第に観光客の数が増え始めて ぞろぞろという感じになってきました。
「北斎館」、入館料 500円、葛飾北斎の肉筆画展示室、映像展示室、祭屋台等々、
「栗の小径」
「高井鴻山記念館」、入館料 300円、
茶室
井戸
中町南交差点のそばの桂亭で昼食、小布施となれば 「栗ごはんセット」、
中町交差点、藁ぶきの土産店、
「栗の木美術館」
中町小径
西永寺
栗の木を敷き詰めた歩道
「おぶせミュージアム・中島千波館」
12時 おぶせミュージアム・中島千波館前駐車場に 戻りました。数ケ所有る駐車場も ほとんど満車に近くなっていました。三連休初日とあって 小布施も 大変な人出のようでしたが 再び 小布施PA、スマートICから 上信越自動車道に入り 北陸に向かいました。