新型コロナウイルス感染拡大で始まり、
1年間ずっと コロナ、コロナで明け暮れた
2020年(令和2年)も あと数時間で幕を閉じる。
今も尚 最悪の感染拡大第3波に襲われており
収束どころか パンデミックの恐れを抱えたままであり、
来たる2021年(令和3年)には
有効、安全、安心のワクチンが世界の隅々まで行き渡り
新型コロナウイルスが地球から消滅することを祈願するばかりだ。
戦前生まれの後期高齢者、
昭和、平成時代を生き、令和時代を生きようとしていた矢先に、
人類史上にも大きく刻まれることになろう新型コロナウイルス禍時代に
くしくも遭遇してしまったことになる。
あと何年、時代を見届けることが出来るのかは 神のみぞ知ること。
来たる2021年(令和3年)も 1日、1週間、1ケ月間、1年間を
我が家、我が身の出来る範囲で 自分流に楽しんで暮らしていければ
それで良いと考えている。
記憶力減退爺さんの 自分のための「記憶補助ツール」
「備忘録、雑記録、回顧録の類」と決め込んでいる当ブログ。
にも拘わらず 見ず知らずの数多の方々から
エールを送っていただき それを励みにして、
今年もまた1年、続けることが出来た。
ブログを書き込めなくなったら本当のお終いだな?等と
つぶやきながら、来年も、再来年も
続けていきたいものだと思っているところだ。
2020年(令和2年)の終幕、
アンコール!、アンコール!、
ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団の「ニュー・イヤー・コンサート」のアンコール曲の定番になっている、ヨハン・シュトラウス一世 作曲、「ラデッキー行進曲」を YouTubeから共有させていただいた。
今更になってネットで調べてみると
「ラデッキー行進曲(Radetzky Marsch)(作品228)」は 1848年に、オーストリアのヨハン・シュトラウス一世によって作曲された楽曲で ヨハン・シュトラウス一世の最高作と言われており クラシック音楽全体の中でも人気の高い楽曲。
クラシック音楽に疎い人間だったことも有り、意識して知ったのは 随分後年になってからのような気がしているが。
ヨハン・シュトラウス一世
(ネットから拝借画像)
因みに ヨハン・シュトラウス一世は 「ワルツの父」と呼ばれ、さらに息子のヨハン・シュトラウス二世は 「ワルツの王」と呼ばれ、父子で功績を残している。
この曲が作曲された1848年頃、当時 オーストリア帝国の領国だった北イタリアに独立運動が起こったが これを鎮圧、オーストリアの危機を救ったのが ヨーゼフ・ラデッキー将軍。ヨーゼフ・ラデッキー将軍は たちまちオーストリア国民の英雄となり、それを称える曲として ヨハン・シュトラウス一世が作曲した楽曲が 「ラデッキー行進曲」なのだそうだ。
ヨーゼフ・ラデッキー将軍
(ネットから拝借画像)
そのような歴史的経緯からも 「ラデッキー行進曲」は オーストリア国民の愛国歌ともいうべき存在になり ウイーン・フィルハーモニー管弦楽団のニュー・イヤー・コンサート等で 必ず演奏されるというのも頷ける。
思わず笑みも浮かび、気分も高揚する「ラデッキー行進曲」を聴きながら
2020年(令和2年)の「締め」にすることに。