4月も末日、今年もあっと言う間に4ヶ月が過ぎ去ってしまった。
1日、1週間、1ヶ月の過ぎ行く速さが、年々加速しているんじゃないかという錯覚さえしてしまう後期高齢者である。いずれにしても砂時計の砂が刻々減っていることは確かなことであり、なんとか動ける今を、大事に過ごしたいものだと思っているところだ。
夕食前の手持ち無沙汰な時間、またまた、古いレコード盤等を引っ張り出して聴いていたが、その中に、久し振り、懐かしい、ロス・インディオス・タバハラス演奏の「マリア・エレーナ」が有り、今更になって改めてネットで調べてみた。
「マリア・エレーナ(Maria Elena)」は、元々、1932年(昭和7年)に、メキシコのロレンソ・バルセラータが作詞、作曲し、メキシコの第12代大統領ポルデス・ギルの夫人のマリア・エレーナに捧げた、ワルツ調の楽曲だったのだそうだ。1958年(昭和33年)には、ブラジル出身のギター・デュオ ロス・インディオス・タバハラス(Los Indios Tabajaras)が、この曲を演奏、レコーディングしたところ、全米で大ヒット、1963年には、ミリオン・セラーになったことで、「マリア・エレーナ」=「ロス・インディオス・タバハラス」のイメージになってしまったのだと思う。実は、ロス・インディオス・タバハラスを初めて知ったは、昭和40年代だったか50年代だったか、テレビ番組の「シャボン玉ホリデー」の毎回のエンディング曲に、ロス・インディオス・タバハラス演奏の「スター・ダスト」が使われていたことからで、すっかり魅せられ、無理してLPレコード盤を買ってしまったことが有った。その中の1曲に「マリア・エレーナ」も有り知ったものだったが、そのLPレコード盤は、若い頃、知人に貸したことから行方不明になり、悔しい思いをしたこと、未だに覚えている。
ロス・インディオス・タバハラス演奏の「マリア・エレーナ」(YouTubeから共有)
ザビア・クガート(Xavier Cugat)演奏の「マリア・エレーナ」(YouTubeから共有)
マントバーニ(Mantovani)演奏の「マリア・エレーナ」(YouTubeから共有)
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