たけじいの気まぐれブログ

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八十八夜

2024年05月01日 15時39分52秒 | 暮らしの記録

今日5月1日は、「立春」から数えて88日目、
「八十八夜」と呼ばれている日である。
毎年、同じことを書き込んでいるが、今年も、コピペ、リメイクして・・・。

「二十四節気」や「五節句」の他に、一年間の季節の移り変わりを的確につかむために作られた特別な暦日、「雑節」が有るが、その一つで、「八十八夜」は 春から夏に移り変わる節目の日、夏の準備を始める日とされている。
昔から、「八十八夜」を過ぎれば、晩霜も終わりになることから、種まきや茶摘み等の農作業を始める等、農家の人々にとっては、大事な目安とされてきたのだという。

それはともかくとして、
「八十八夜」・・・で、パッと連想してしまうのは、
「夏も近づく、八十八夜・・・・♫」
どうしても、童謡唱歌の「茶摘み」ということになってしまう。
実際、小学校の音楽の時間で習ったのかどうか等の記憶は無いが、子供の頃から馴染んだ曲であり、脳裏に焼きついている。
今更になってネットで調べてみると、
「茶摘み」は、1912年(明治45年)の尋常小学唱歌第三学年用に発表された、作詞作曲不詳の唱歌なのだそうで、2007年(平成19年)には、「日本の歌百選」にも選ばれているという。
「八十八夜」の頃に摘むお茶は、「一番茶(初摘み茶)」と呼ばれ、「新茶」として高値で売られるが、さらに、「八十八夜」は、末広がりの「八」が二つ有ることから縁起が良いとされ、この頃に摘んだ「一番茶(初摘み茶)」「新茶」を飲むと、1年間災い無く過ごせる等と言われているのだという。
実際には、「一番茶(初摘み茶)」を摘む時期は、地域により異なり、消費者が「新茶」として買えるのは、5月中旬以降から7月頃になってしまうので、「八十八夜」に、「一番茶(初摘み茶)」「新茶」を飲むことは難しいのだろうとは思われるが・・・・。
春夏秋冬、緑茶党の夫婦、妻が静岡県出身ということも有り、数十年に渡り、毎年、妻の親戚から紹介された地元のお茶農家から直接、格安で取り寄せ、高品質な静岡茶を飲み続けてきた。
365日、欠かさず、1日に5~6回は、急須と湯飲みが出番となっており、高品質な緑茶等無縁だった北陸の山村育ちとて、当初は、「もったいない!、ちょっと贅沢し過ぎじゃないか」と思った位だったが、すっかり生活習慣になっており・・・・。
当地、今日は、早朝、「曇」だったが、午前中には、本降りの「雨」になり、
「八十八夜」にふさわしくない天気。
「キョウヨウ無し」、「キョウイク無し」
今日も、特に用も無く、特に行くところも無く、家籠もりになっているが、
静岡の茶摘み風景を連想しながら、お茶タイム・・・。

(ネットから拝借イラスト)

文部省唱歌「茶摘み」 (YouTubeから共有)

 

 


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