美味○○~Grape Basin~

大勲位グルメからラーメンを経由しておうちデ手料理まで美味しく感腹☆

池袋『季節料理 三木』 活すっぽんコース

2005-11-16 03:17:41 | グルメ会
恒例のグルメ先生主宰の食事会。
今回は池袋は『季節料理 三木』ですっぽん料理を堪能いたしました。
寒い季節は鍋! それもすっぽんとは上京してきた甲斐があるってもんです。

上の写真は野菜を取っちゃったあとのすっぽん鍋です。ホントはもっと野菜いっぱい。

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活すっぽんコースでありますが、まずはフグの煮凝り
くにゅくにゅおいしいのです。
二品目(右写真)は赤ワインではなくすっぽんの生き血
日本酒で割ってありますが、ドロっと「キク」味わいですね~。
でも、いわゆる血の(鉄分みたいな?)味はありませんでしたね。

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続きましてすっぽんの肝刺し。酢味噌に付けて食べました。
まったりこっくり。臭味はなく、新鮮なんでしょうねぇ。レバー好きには堪りません。
「きょうの特別」ということで伊勢海老の味噌汁もいただきました。
味噌汁に入れる海老とは思えないほど身がぷりぷりで美味しかったなぁ。
当然頭の味噌までかじり、ぐいっと飲み干したわけです。あったまる。

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多分、美味しんぼの46巻「究極の新居」で山岡が絶賛していたすっぽんの竜田揚げです。
(美味しんぼのは唐揚げか
あの時、道場六三郎が出てきたんですよね。マニアック
醤油で味付けしてあったみたいですね。骨が多いけど柔らかく美味。

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ここで鍋の前に追加注文したのは金目鯛のお造りです。(左)
身が厚く全くくどくない丁度良い脂の乗り。
ここのご主人は釣りもされるみたいで部屋に魚拓も飾ってありました。
ご主人が釣ったのかな?

同じく追加注文の金目鯛冷燻製。(右) ご主人の手作りだそう。
ちょっとサラダ仕立てでトマトが乗ってたり。
これはまずスモークの薫りが素晴らしい。愛おしくなる薫り。
鯛の刺身なのに…匂いだけで参りますね。
そしてこの強すぎず苦味なく柔らかいスモークが独特の甘味になって味にも出てて身の旨味と合います合います。
うまかった

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真打はすっぽん鍋でございます。
可愛い仲居さんがせっせと器によそってくれました。
「ゼラチンがたっぷりなんでお肌が艶々になりますよぉ」
今回は男だけ3人だったので、それはちょっと気持ち悪いだろ(笑)
「それに精もつきますしねっ」
それなら用途があるので素晴らしいことです。

この(左写真)の部位はどこだったんでしょうね~。
ゼラチンはくにゅくにゅペトペト。でもさっぱりしてておいしいのです。
肉の部分もとっても柔らかく上質なお味。幸せになります。おまけに精もつきます。
チンゲン菜やゴボウの笹掻き等野菜もたっぷり摂取。
そしてこのすっぽんのお汁がま~た最高の香りでした。(手をつける前にヨダレが出てる)

右写真はすっぽんのお腹でしょうか甲羅でしょうか?
貪欲にかじってみましたがほとんど身はナシ。

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スープを飲み干してしまいたい欲望を抑えすっぽんの雑炊です。
美味しい。あのスープを雑炊にしたのだから美味しくないわけがない。
あぁ果報すぎる。

最後は仲居さんに勧められて(故に別勘定の)ご主人特製抹茶アイスです。
一口食べたら、あれ?冷たくないな?
おそらく相当量の抹茶を使っていて抹茶アイスというより抹茶の塊に近かったのかも知れません。
濃厚に抹茶なんですが後味はスッキリ。サッと抹茶もアイスも消えていきます。
〆に相応しい一品でした。

今日はこの鍋を食べるまで起きてから飲まず食わず。
池袋のホームで倒れるかと思いましたが、精一杯お腹を空かして行った甲斐がありました。
自分じゃ絶対行けないお店でしたもんね~。
感動の火曜日でありました