竹の笹に比べると少し葉の幅が狭く、茎が頼りない感じの先に蕾が付いている。写真1がそれである。6月10日に撮影したササユリ(笹百合)の蕾である▼大きな岩を用い作ってくれた庭の真ん中に生えている。女房にとっては待ちかねた花のようだ。ササユリは日本特産で日本を代表するユリのようだ。写真2は6月15日の朝の蕾である。今にも開きそうである。写真3はそれから半日、午後3時ごろの花である。やっと咲いた▼ササユリは町・市の花としているところも多く、近くでは岐阜県本巣市で市の花に指定されている。写真4は6月17日の夕方に写したものである。夕方のためか少し白く見える▼”立てば芍薬・・・・歩く姿は百合の花”と言う言葉がある。美人の姿を形容する言葉だ。俯きがちに優美さを漂わせながら歩く姿を表しているのだろう▼若かりし頃、春先の暮れなずむ頃、東京新宿駅の地下から出てくる女性が皆、美しく見えたことがある。何が違うのだろうと思いながら何年かして歩く姿勢だと結論づけたことがある。”・・・今宵会う人みな美しき”じゃないの?の声が聞こえる気がする。
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