春の花は暖かい日が続くと早く咲く花が多い。が、秋の植物は暑さが続くと開花が遅れる花々がある。我が家では秋、早い開花時期の彼岸花・金木犀の開花が2週間以上遅れた。こちらも例年に比べれば2,3週間遅い開花の椿の初花だ。早いものでは10月中には咲く木があるのだが。そして山茶花にも初花だ。
今の時期、元気に多くの花を見せてくれる草花がある、ツワブキだ。晩秋から初冬、花の少ない時期に貴重な花だ。
こちらも今の時期にしては可憐な花、サフランだ。庭に留まらず畑更には棒樫の間でも咲いている。何処に植わっているのかわからなくなるため、角材で四角い枠を造り、置いている。赤く見えるは雌しべ。これを乾燥させスパイスに利用したり、料理の色付けや香り付けに用いられる。
紅葉・黄葉も遅れている。やっと1部の木の葉が黄葉して来た。玄関前の沙羅そして今年は多くの実を付けたポポーの木だ。沙羅の木の下で咲いているのはアサガオだ。暑中のアサガオは涼しさを感じるが今の時期は寒々しい。
柚子の木が今年も多くの実を付けている。木々の実は表年、裏年があり1年ごとに多い・少ないがあるようだが柑橘類はコンスタントに実を付ける。
上記の多く実った柚子は花柚子と呼ばれる種類だ。先日、お隣さんから大きな柚子を2個頂いた、鬼柚子と言う種類で何とも大きい。花柚子と比べた写真で見ると何倍の大きさだろうか。
この鬼柚子、果皮の表面が凸凹していることからの名のようだが文旦がベースになっているようで柚子の仲間ではないようだ。縁起物として重宝されるとか。甘未は少ないがみずみずしく酸味がしっかりあるようだ。柚子風呂にも使用されるようだがこれが丸ごと浮いていたら子供らは大喜びしそうだ。が、投げられるのを覚悟しなければいけなそうだ・・・。
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます