日本に〇〇富士と言うのは幾つあるのだろう。各県に1つ、50ぐらいかなと思いながら調べてみるととんでもない数宇であることがわかった。岐阜県だけでも7つあった。ウィキペディアでは”郷土富士”として都道府県毎に数知れず載っていた。
富士山だけではない。〇〇銀座も多い。私が岐阜県に来た時には近くの大垣市にも銀座街があった。これらの呼称は日本に留まらない。”日本アルプス”がその代表と言えるだろうか。今回の紹介は天空の遊歩道・西美濃のマチュピチュである。マチュピチュはペルーのアルプス山脈にあり世界遺産に登録されている遺跡である。昨日2日、暖かさにも誘われ当地揖斐川町春日に行って来た。車のナビで見ると我が家からは7kmである。
写真1、2は地元の人の手で造られた遊歩道を上り、見下ろした景色である。複雑に入り組んだ細い道に囲まれているのは茶畑である。当地は古くから開かれていたようで土岐一族で6代美濃守護職を務めた土岐頼康の居宅があった地のようだ。因みに池田町禅蔵寺にある池田一族の墓で代表される池田頼忠は8代守護職で2代古い。石碑には1353年と記載されていた。茶畑と言えば今は機械で収穫するため写真3のように列を形成し美しい。が、目を凝らしてみると面白い茶畑を発見した。写真4がそれである。まるでジグソーパズルのようで楽しい。当然ここは手摘みである。
写真2の右側に見える村落に車を止めさせてもらい手作りの遊歩道を上る距離にして800mと教えてくれた。遊歩道はこの景色を見て欲しい、の心で村民が協力して切り開いてくれたようだ。春の一日、山の中腹に座り持参したお茶でおにぎりを頬張りながら眼下の景色に魅入られる。最高の気分が味わえたゴールデンウイークである。
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