花・昆虫との田舎暮らし暦

田舎暮らしも13年目、木々・草花・鳥・昆虫等々、自然は初めて知ることが多く楽しい。色々な経験を紹介していきたい

霜の朝 シモバシラ(花) 野バト

2012年12月15日 | 果実・花

          

昨日の朝は寒かった。多分、今年一番だっただろう。外にある水という水は全て厚い氷に蔽われた状態になっている。凍る朝、びっしりと霜も降りる。悪いことばかりではない。怪奇とも言える現象を見ることが出来る▼写真1は9月17日に紹介したシモバシラの花である。この花が枯れ、霜が降りる今の時期になると水を吸い上げ白い花を見せる日がある。写真2~4が今朝のシモバシラの花の状態である。地中から吸い上げた水分が茎から噴き出すようだが寒い日はこれが凍り、このような状態を作る。通常の霜柱とは異なり氷の結晶のようである。手で触れるとポリッと取れる。見た目は綿菓子と言うところか▼まだ雪に覆われ、その雪も固まった日、ノバトが畑のプラムの木に来てこちらを見ている。餌探しが出来ず手持ちぶさたなのかも知れない。ハトは平和の象徴であるがノバトはカラスと同じように畑に捲いた種をほじくるなど農家にとっては悪者である。でも近くで見るとやっぱり可愛い▼朝の散歩道、昼間に雪が溶けて流れる水分が凍り滑る。山道を上るのは良いが下りは怖い。一度、ズルズルっとなり、しりもちを着きそうになったが何とか腕で支えられた。その時、先ず周りを見渡した。若い日の習慣は残っている。

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池波正太郎”真田太平記” 安楽寺 国宝3重塔  トンボ

2012年12月13日 | 果実・花

     

池波正太郎ワールドにハマって20年になる。池波作品を買い漁ることになったのは”真田太平記”がきっかけであることは前にも記した。今、何2度目の”真田太平記”読書をスタートしている▼以前からそうであるが小説はベットに入ってから眠るまで読んでいる。眠るためにベットに入るのがとても楽しみである。が、近頃は何ページも読まないうちに眠くってしまうので中々、進まない▼その真田太平記の一巻にこの寺”安楽寺”が出てくる。真田源二郎信繁(後の真田雪村)が高遠の戦いで負傷した向井佐平次(架空の人物?)を伴い訪れた場面である。後の関ヶ原の戦い時に西軍と東軍に分かれて戦うことになる長男が源三郎信幸(徳川側)で兄が三、弟が二と通常の名前の付け方が逆になっているのも面白い▼別所温泉は真田の隠れ湯とも言われることから考え安楽寺も含め、この辺りは真田の里を感じさせる。現存唯一の安楽寺八角三重塔(国宝)は見応えがある。写真1は境内で刈り込みされた木であるが塔に似させたかの気にさせる。写真4は境内で見つけたトンボである。真田の里で聞くもの・見るものは真田マジックが秘められているように感じられて仕方ない。その後の戦国の生き方で見せた戦略がそうさせるのだろうか▼眠るときに本を読む時に眠くなり2回、本を落とすと眠ると決めている。章が変わるなど区切りまで読もうと努力して無理やり読み眠ることがある。が、明くる日に続きを読もうとする時、?となる。さて今日は何ページも前に戻ることになるのだろう。

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イタチの姿と襲来 コンポスト守りの対策

2012年12月13日 | 田舎生活

        

残り食材などの再活用にコンポストを2つ活用しているようだ。以前に小さいほうのものにイタチらしきものが荒らしに来て穴を掘り入ると言うことで対策を施した。その後、大人しかったようだが今度は大きい方を襲いに来た▼写真1はコンポストの下部を屋根を作ったときに余っていた波板で対策した明くる日である。左下に掘った穴が見える。反対側から写したのが写真2である。土中に差し込んだ波板の下まで穴を掘ったようである。”なかなかやるじゃない”と対策を練る▼今度は周りを掘り写真3のように薪用の木板を敷き埋めてみる。4が完了した写真である。また来たのでは?と明くる朝、見に行った。やっぱり来ている。写真5がそれである。でも、板に当たり諦めたようでコンポストの周りにこんな穴が周りのあちこちにあった。土だけ被せ直しておいたらまた今朝も同じように掘っていたがあきらめていた。写真6は以前に物置小屋の下からイタチを撮ったものであるがかわいい顔であり、可哀想な気も起る▼いたちごっこという言葉がある。子供の遊びの一種で二人で互いに相手の手の甲を順に早くつねっていくと言う終わりの無い遊びである。これから転じて「埒があかず、きりがない」ことも指すようになり現在では双方が同じことを繰り返して物事の決着がつかないことを言うようだ。”イタチよ、汝早くあきらめよ!”

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大雪3 地籍調査 柿の雪化粧  山茶花 焼きりんご

2012年12月12日 | 田舎生活

                  

昨日は朝早くからブルトーザーの音が聞こえた。道の雪を除けてくれているようだ。こんな山沿いの道でも入ってきてくれるのは助かる。一昨日の夜も雪、大雪から更に15cmぐらい積もったようだ。写真1はブトーザーが除雪してくれた後である。日中にさらに融け、久々に道には雪のない朝である▼そんな中、昨日は地籍調査の立ち合いがあった。隣地・公地との境界線を調べ直すのである。この地域は明治以来とのことらしい。先に実測調査してくれていた目印を雪から掘り出しながら説明を受ける。少々の違いはあったが大きな問題はなかった(写真2)▼集合場所まで完全武装だったのでふらふらと歩いた。写真3は途中の渋柿の残る木である。最近は収穫が大変なのか残すところも多い▼陽が射し始め雪が解ける。水滴が落ちる音に時々、”ドカッ”と言う音が混じる。写真5は”ドカッ”の大元、ベランダの屋根である。これだけの雪が落ちると屋根も壊れるわなーと思いながら身の危険も思い、竹棒で落とす。落ちた雪の先に赤い花が見える。サザンカが開きかけている。白い景色に一面に赤い花が咲くのを早く見たいものだ▼家に入ると薪ストーブの中に濡らした新聞紙、更にアルミ箔で巻いて放り込んで焼いていたらしいリンゴが頃合いだった(写真6)。縁日を思い出しながらかぶりつく。暖かさと甘みが口中に広がる。笑みがこぼれる、焼きりんごにはワインだなーの思いに・・・。

 

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大雪2 トネリコ ユーカリ 藤棚 雪除け屋根被害

2012年12月11日 | 田舎生活

                

昨夕うよりもまた白い世界が増えた。昨晩もまた新たに10cmぐらい積もったようだ。昨日、雪の合間を見て、被害がないか点検にかかる。軟い木である枇杷、ユーカリそしてシークワーサ、金柑など柑橘類の木は大きく曲がっていたり中には無情にも枝が折れているものもある▼写真1はその一つ、トネリコである。雪の重みで左方向に大きく曲がっている。また、ユーカリもひどい。早く雪を除いておかねば掃ったのが写真3、4である。自力で元の姿に戻るのは厳しいかも知れない。雪がなくなったら添え木しなければと考えている▼写真5は玄関脇の藤棚である。作ったのが今年の春先でまだ藤蔓もそんなには這っていないのだがトンネルと言う不思議な世界になっている。最初は枠組みの木の上に積もった雪がだんだんと四角の中央に向かって進み繋がりトンネルになったようだ▼南側に廻りふと見ると大屋根から雪が落ちた時、危ないので作った屋根が曲がっている(写真5)。恐る恐る中を覗くと横木が折れている(写真6)!大屋根からの雪の落下の衝撃である▼どれを見ても雪で繰り広げられた自然のすごさを思う。自然との共存共栄を考えると対応策で防衛するしかない。でも、また仕事が増えたなーと思う、熱いコップ片手に雪見酒しながら・・・。

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