WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

鞍馬の火祭りが大変なことに

2008年03月11日 | まつたけ
 今日は小春日和の良い天気であった。山に行くとすでにMさん、Hさんともう一人、腰にナタ・ノコ姿の見知らぬおじさんが。聞けば鞍馬の方で、松を探して山に入りここへ下りてこられたとのこと。

 京の奥座敷、鞍馬では10月に「鞍馬の火祭り」が行われる。その松明に使う松を探してるとのこと。「鞍馬なんて周りは山だらけで松なんかいくらでもあるでしょうに、なんでまたこんなところまで探しに来られたんですか?」とたずねると、なんと「鞍馬には松がほとんどなくなってしまった」!?んだそうだ。「えーっ、あんな山奥の方が松が無いって、こんな京都市近郊まで探しに来られるなんて、逆なら分かるけど..。」
 あらためて自然界の異変を思い知らされた。いくら火祭りのために毎年松を伐っていたとしても、無くなってしまうなんて!松枯れなどで供給が需要に追いつかなくなってしまったのだろうか。

 京都では松を焚く祭りや行事がたくさんある。五山の送り火を筆頭に花背や京北、雲ヶ畑、宇治田原など各地で松上げなどの松を焚く行事が行われる。鞍馬以外の地域ではどうなのだろう?五山の送り火では、薪となる松を確保するのに苦労されていると聞く。このままでは伝統行事の継続が難しい事態にもなりかねない。行政はこの現状をちゃんと把握して対策を立てているのだろうか。
  
 さて今日はフリー活動日、Mさんは小鳥の巣箱作りに余念がない。Hさんは陶芸窯の基礎作りの準備。午後、Eさんもこられて畑の世話をして帰られた。
で、私は除伐したコナラの切れ端で久しぶりにカービング練習。またまたフクロウ。お隣さんの玄関にかわいいフクロウの木彫りが飾ってあったので、ちょいとお借りしてきたのをモデルにした。コナラは硬くて重い。なかなか大変であった。

ログハウススクール募集

2008年03月11日 | ログハウス

きのこついでに、「田舎暮らし応援団」では「ログハウススクール」受講生募集もしています。〆切4月20日。講習開始4月26日~完成するまで

 テーブルや東屋程度のものでお茶を濁す、さわり程度のスクールではありません。細かなノウハウから、失敗したときの対処法(これが一番勉強になる!)まで、全くのドシロート(実は私も)が自力建築できるよう実践的な技術が体で習得できます。

 現在1期生~3期生まで、いまだに建設継続中。だ~れが生徒かセンセイか分からない、おバカで楽しい仲間と一緒に、きのこ作り、蕎麦打ち、米作り、山菜取り、木工、チェンソーカービング、etc...いろいろなイベントも楽しみながらノンビリ田舎を満喫しませんか。

詳しくは、「田舎暮らし応援団」HPで。