WESTWOOD -手作りビンボー暮らし-

持続可能な社会とは、必要なものはできる限り自分(達)で作る社会のことだ。衣食住なんでも自分で作れる人が偉いのだ。

田舎の法則?

2008年03月27日 | 岩倉発見記

 田舎の証明の一つ、それはコイン精米機だ。
 コインを入れてスタートボタンを押せば、自動的に玄米を白米に精米してくれる機械。農家や田舎の住人は、自家用米を保存の利く玄米で保存し、必要に応じて精米する。私も大江のKさんからお米を玄米で譲ってもらったので、今日その一部を精米しに行ってきた。

 「その町の田舎度は、コイン精米機の台数に比例する」(田舎の法則その1)という法則がある(...かどうかは知らないが結構当たっている)。わが町岩倉にはコイン精米機が1台ある!田舎度としては最低レベルだが、田舎であることは間違いない。もっとも近年、南の方からは優游さんのお住まいあたりを越えて都会前線がどんどん迫ってきている。田舎暮らし応援団の大江には少なくとも10台はありそうで、田舎度10を越える立派な田舎だ。逆にこの指数は、来るべき食糧難の時代での「生き残れる度」の指標でもある。

さて、そのわが町唯一のコイン精米機にこんな張り紙がしてあった。

 ここ岩倉で主に作付けされているのはキヌヒカリ、丹後コシヒカリより930円安い。でも、お隣さんが作っている岩倉キヌヒカリも丹後コシヒカリに負けないくらいおいしい。むしろ炊き上がりの米粒の立ち上がりと艶、噛むほどに滲み出てくる甘さは上かもしれない。


不思議な飾りもの?

2008年03月27日 | 岩倉発見記

 お隣さんの家の前の空きスペースに祀られている、車輪のような不思議な飾りもの。
この地に越してきてからずっと気になっていた。今日、お隣に用事があって伺ったついでに、この不思議な飾り?の由来についてたずねてみた。

 この飾り(お供え?)は『火廼要慎(ひのようじん)』のお守りなんだそうだ。この字を見て思い当たる方も多いだろう。そう、京都の家、特に旧家では台所によくこのお札が貼ってあるのを見かける。火除けのお守りだ。

 この町内では昔から愛宕山信仰が根付いていたが、他のではこうした風習もいつしか廃れてしまい、今では町内のここ近辺の旧4にのみその風習が残っており、ごとにこの火除けのお守りを祀っているのだそうだ。毎年、11月に古いお守りを焼いて供養し、新しいお守りに更新するのだとか。


コピー機

2008年03月27日 | すぐれもの

 イベント用配布資料をコピー製作することになった。
わが家にはコピー機はないので、これまでコピーの必要が生じたときはコンビニの10円コピーを利用してきた。多くて20枚程度までならそれで十分事足りていた。しかし、総数100枚以上となると面倒くさいし費用もかさむ。

 どうしようかと思案していて、近所の知人Nさんがコピー機を持っていると言っていたのを思い出し借りることにした。Nさんのは実はコピー専用機ではなくて、プリンターやスキャナーとしても使える複合機というヤツだった。3年前に3万円ほどで買ったという。えらい安いやん。

 印刷はインクジェット式のため、スピードはさすがにトナー式のコピー専用機には劣るが家庭用でふだんは10枚以内、時々たくさんコピーしたいという用途にはとても便利だ。長年古いインクジェットプリンターを使ってきて特に不便はなかったので、こんな便利がものが世の中に出回っているとは知らなかった。不覚だった。

 「今ならもっと安くなってるんちゃう」ということでとりあえず家電量販店Kに行ってみると、なんと同じメーカーの別の複合機が1万円で売られていた。しかもうちで使っている古いインクジェットプリンターより解像度も良い。写真プリントの見本も見違えるほどキレイだ。いちいちコンビニに行かなくてもいいし、コピー機としてだけ考えても安いな、と買ってきた。早速使ってみると、Nさんの3年前の機種と比べてCD印刷などの機能はないが、印刷スピードはNさんのが1枚10秒くらいかかったのに5秒くらいとむしろ速くなっている。

 これからプリンター購入を考えている方、年間500枚程度以上コピーすることのある方にはお勧めだと思う。