江戸東京博物館で開催されている、「発掘された日本列島2008」に、22日やっと行ってきました。この展示会は、昨年の出土品が直接見れる、そして、フラッシュなしであれば撮影できるというところによさを感じています。
太子塚古墳の埴輪以外は照明が暗く、撮影は難しいのですが、それでも呼吸を止めて出来る限りブレが出ないようにして撮りました。
それらを何回かに分けて紹介します。
今回は、桜馬場遺跡(唐津市)出土の巴形銅器です。
この遺跡からは、巴形銅器が全部で5点出土されています。
1944 3点出土(重要文化財・昭和32年2月19日指定)
2007.11 1点(直径5・5cm)および1944年に出土した3点のうち1点の破損部分の破片が出土。
2008.6 1点(直径5・6cm、高さ2・6cm)が出土(5点目)参考:
前出
展示会場には2点が展示されていましたが、1点は鉤が2/3以上欠けた物で、これは2007.11出土した物。もう一点は、完成品で鉤がやや太いことから、2008.6出土の物なのでしょうか。(確認はできていません)