京都市埋蔵文化財研究所は23日、教王護国寺(東寺)北側の東寺保育園建て替えにともなう発掘調査で、江戸時代後期に建てられたとみられる同寺の子院(しいん)「金剛珠院」や、平安時代後期ごろの「政所院」「賤(せん)院」跡と見られる遺構や、平安時代の緑釉瓦片が出土したと発表した。
緑釉の瓦は、天皇の宮殿や仁和寺など天皇ゆかりの建物で使用されていたという。これまでの調査から付近に瓦を焼く窯があったとみられ、今回見つかった瓦片の量が少ないことから、試験的に窯で焼かれた可能性があるしている。
また、東寺の有力な僧の自坊とされる子院「金剛珠院」の下の層からは、室町時代の堀状遺構も見つかった。
現地説明会が、27日午前10時から行われる。
[参考:毎日新聞、京都市埋蔵文化財研究所HP]
緑釉の瓦は、天皇の宮殿や仁和寺など天皇ゆかりの建物で使用されていたという。これまでの調査から付近に瓦を焼く窯があったとみられ、今回見つかった瓦片の量が少ないことから、試験的に窯で焼かれた可能性があるしている。
また、東寺の有力な僧の自坊とされる子院「金剛珠院」の下の層からは、室町時代の堀状遺構も見つかった。
現地説明会が、27日午前10時から行われる。
[参考:毎日新聞、京都市埋蔵文化財研究所HP]