米沢市教委は30日、伊達氏と関わりが指摘されていた同市口田沢の舘山城跡で、大規模な石組みの排水路を備えた「枡形虎口」(幅10m、奥行き6m)や、虎口に通じる道路の遺構を確認したと発表した。16~17世紀のかわらけ(素焼きの陶器)や土鍋の破片、瓦質土器など50点以上も周辺から見つかった。これにより、当時、人が生活していた大規模な山城で、山形県南部を支配していた伊達家の居城であり、出土品の年代から伊達政宗生誕の地だった可能性も高まったとしている。
[参考:山形新聞、産経新聞、読売新聞]
[参考:山形新聞、産経新聞、読売新聞]