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四條畷市・讃良郡条里遺跡 奈良時代の「海獣葡萄鏡」出土

2012年08月30日 | Weblog
 四條畷市教委は29日、讃良郡条里(さらぐんじょうり)遺跡(同市砂、寝屋川市新家)で奈良時代(8世紀)の青銅製「海獣葡萄鏡」(直径3.9cm)が出土したと発表した。 小型の海獣葡萄鏡の出土は全国でも12枚目で、府内での出土は初めて。 大半が平城京跡と藤原京跡で見つかっていることから、都と関係が深い有力者がいたことを示しているとしている。
 今回の調査では、古墳時代前期(3~4世紀)の竪穴住居と水田跡も見つかっており、近くの全長90mの前方後円墳、忍岡古墳(しのぶがおかこふん、4世紀)との関連が考えられるという。
 現地説明会は9月1日午後1~3時に開かれる。
[参考:産経新聞、読売新聞]

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 海獣葡萄鏡
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