栗東市教委は8日、同市川辺(かわづら)で、古墳時代前期末(4世紀後半)とみられる前方後方墳(1号墳、全長約50m、最大幅約24m、高さ約4m)と直径20m以上の円墳2基(半壊)からなる「南平古墳群」を確認したと発表した。古墳時代前期の前方後方墳が旧栗太郡(栗東、草津両市と大津市東部)で確認されたのは初めてという。
1号墳の墳丘からは、長さ6m以上、幅約3m、深さ約1mの墓坑の中央に、木棺の周囲を粘土で覆った「粘土槨」が見つかった。 また、副葬品として青銅製の内行花文鏡1面(直径9cm)と鉄剣1振(29.4cm)が出土した。
南に隣接する2号墳からは6世紀中頃の須恵器と蓋5組が出土した。
現地説明会は12日(日)午前10時半から開かれる。
[参考:京都新聞、毎日新聞]
1号墳の墳丘からは、長さ6m以上、幅約3m、深さ約1mの墓坑の中央に、木棺の周囲を粘土で覆った「粘土槨」が見つかった。 また、副葬品として青銅製の内行花文鏡1面(直径9cm)と鉄剣1振(29.4cm)が出土した。
南に隣接する2号墳からは6世紀中頃の須恵器と蓋5組が出土した。
現地説明会は12日(日)午前10時半から開かれる。
[参考:京都新聞、毎日新聞]