テレビの字幕なんかでよく見る。「あ」に濁点の表記。発音記号で書くことができないけど、音は何となくわかる。
この文字(記号かな)は「あ」の濁った音(みたいなもの)を聞くものにイメージさせて、「唖然」、「びっくり」の気持ちを伝えるために使う。「ま」に濁点なんかもあって、僕としてはこちらの方古いような気がする。
ALTとも話したことだけど、日本語の「ら」は本当に「ra」なのか若干疑問である。彼らによれば、日本(語)人でも、「ら」を「la」と発音していることもあるそうだ。確かにそうかもしれない。五十音で何もかもすべてを書き表せるかというと絶対そんなことはない。
言葉や文字は時代とともに変わる。「ゐ」も「ゑ」も今では使われていない。僕たちの祖父母の世代(存命ならば100歳以上)は、「でぃ」の音が発音できない人の方が多かったと思う。カーディガンと言わずカーデガンと言っていたし、ディズニーランドだってデズニーランドだったと思う。この「あ」に濁点だって、あと何十年かしたら日本語として認められているかもしれない。
だから言葉はおもしろいんだね。